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2016年01月 アーカイブ

2016年01月02日

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-1

生活に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 生活は,食事と排泄と睡眠の3つの要素で構成される。
2 生活空間とは,居間と寝室のことである。
3 生活圏は,どのライフステージ(life stage)でも同じである。
4 高齢者の生活様式は,画一化されている。
5 生活時間は,その人独自のものがある。

正解: 5

当然ですよね。
それに合わせたケアが施設などでどこまでできているかというと現実的には難しい問題もありますが。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-2

介護保険の給付対象となる住宅改修として,正しいものを1つ選びなさい。

1 寝室の近くにトイレを増設する。
2 階段に昇降機を設置する。
3 手すりを取り付けるために壁の下地を補強する。
4 浴室内にすのこを置く。
5 浴室に暖房機を設置する。

正解: 3

すのこを置くだけでは、工事が不要で床面等に固定されていないので、住宅改修には該当しません。
3は、手すり設置のための付帯工事として住宅改修が認められます。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-3

トイレの環境整備として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 就寝時の寝室よりも照明を明るくする。
2 介助か必要な場合は,洋式便器の後方に介助スペースを確保する。
3 出入口の扉は,外開きより内開きの方が良い。
4 L字型手すりの直径は, 50 mm程度を目安にする。
5 縦手すりは,洋式便座の先端よりも後方の側面に設置する。

正解: 1

これは悩んだ方も多かったのでは?
消去法で考えて1ですね。
試験会場でもイメージトレーニングして自分で体を動かしてみた方も多かったのでは?

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-4

電気かみそりを使ったひげそりの方法として,適切なものを1つ選び,なさい。

1 蒸しタオルを当ててひげを柔らかくする。
2 電気かみそりを皮膚に強く押し当てる。
3 電気かみそりを皮膚に対して直角に当てる。
4 ひげの流れに沿って剃る。
5 顎の下などの湾曲した部分は,皮膚を寄せるようにして剃る。

正解: 3

これは男性に有利な問題でしたね!

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-5

介護が必要な利用者の口腔ケアの方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッド上で実施する場合,仰臥位(背臥位)にする。
2 全部床義歯(総入れ歯)の場合,上からはずす。
3 ブラシの部分が大きく硬い歯ブラシを選ぶ。
4 うがいができる場合,ブラッシング前にうがいをする。
5 舌苔は残さず取り除く。

正解: 4

口の中が乾いたままブラッシングをするのではなく、うがいができたらうがいをした方がいいですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-6

右片麻痺の利用者がベッドから立位になるときの介護方法として,適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の右膝に手を当て,立ち上がるのを補助する。
2 麻痺側の下肢を外転させる。
3 背すじを伸ばしたまま立ち上がるように,声をかける。
4 ベッドに深く腰掛けるように,声をかける。
5 利用者の左側に立つ。

正解:1

患側を保護するのを意識しましょう。
実技試験でも出題される可能性は高いのでここは確実に。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-7

ボディメカニクスの基本原則に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 介護者の支持基底面積は,狭くとる方が身体は安定する。
2 介護者は体幹をねじらず,足先を移動の方向に向ける。
3 介護者は大きな筋群よりも,指先や腕の力を使う。
4 介護者は重心を,できるだけ高くする。
5 利用者の身体をベッド上で水平移動する場合は,背部が接する面積を広くする。

正解: 2

ボディメカニクスという言葉を初めて聞いた人でも腰痛予防を技術として知っていれば
だいたいできるはず。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-8

視覚障害のある利用者の歩行介助をするときに,利用者に介護者のからだを握ってもらう基本的部位として,最も適切なものを1つ選びなさい。

介助者の図

1 A
2 B
3 C
4 D
5 E

正解: 3

ひじの少し上ですね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-9

Lさん(83歳,女性)は,誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の既往があり,要介護2の判定を受けている。週2回,通所リハビリテーションを利用している。
今日,通所リハビリテーションに来たLさんは,提供された食事をほとんど食べていない。食事以外に摂取している水分は,1日200~300 ml だという。Lさんの手の甲の皮膚をつまむと,つまんだ形がそのまま残った。尿量も少なく,尿の色は濃い黄色であった。Lさんへの対応として,適切なものを1つ選びなさい。

1 散歩を勧める。
2 入浴を勧める。
3 コーヒーを勧める。
4 おやつにゼリーを勧める。
5 食事の一時休止を勧める。


正解: 4

脱水ですね。
コーヒーなど利尿作用の高い飲み物を進めるのはよくないので、
この中では4ですね。


第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-10

介護が必要な利用者の状況に応じた食事の提供に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 片麻痺の人には,頭部を後屈させて介護する。
2 視覚障害の人には,クロックポジションで説明する。
3 嚥下障害の人には,食事の温度は体温と同程度にする。
4 構音障害の人には,会話をしながら食事をすることを勧める。
5 認知症(dementia)の人には,その人が好む献立を繰り返し提供する。

正解: 2

視覚障害の程度にもよりますが。。。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-11

食品の凝固に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 ゼラチン(gelatin)は沸騰した湯で溶かす。
2 寒天は常温で固まる。
3 片栗粉は熱湯で溶いてから加える。
4 ペクチン(pectin)は精製塩で固まる。
5 増粘剤(とろみ剤)は添加後,かき混ぜずに提供する。

正解: 2

とろみや食品の凝固に関する問題は要チェックですね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-12

入浴介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 埋込式ペースメーカーを装着している人は,シャワー浴にする。
2 人工肛門(ストーマ(stoma))のある人は,湯が入らないように装具をつける。
3 酸素療養中の人は,鼻カニューレをはずして入浴する。
4 血液透析を受けている人は,透析直後の入浴を控える。
5 腹水がある人は,洋式タイプの浴槽に横たわった状態で入浴する。

正解: 4

針の跡からの出血を避けるために投石直後の入浴は控えることになっています。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-13

おむつ交換時に配慮することとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 他の利用者がいる場合でも, 「おむつを替えますよ」と直接的な表現で伝える。
2 清拭用の温タオルの温度を感じるために,手袋は使わずに陰部を拭く。
3 陰部洗浄をする場合は,ぬるま湯を使う。
4 紙おむつの腹部のテープは,上のテープと下のテープを平行に止める。
5 腹部とおむつの間に隙間を作らない。

正解: 3

これは問題ないですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-14

機能性尿失禁がある利用者の介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 症状の改善に,骨盤底筋群を鍛える体操が効果的である。
2 尿路の疾患が疑われるので,泌尿器科の受診を勧める。
3 トイレを洋式に替えて,洗浄機能付き便座を設置する。
4 留置カテーテルを使用する。
5 早めのトイレ誘導を行う。

正解: 5

難しそうに思えてシンプルな回答。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-15

Mさん(77歳,女性)は一人暮らしである。半年前に転倒し,1か月間入院した。退院後は自宅にこもるようになり,週1回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用するようになった。ある朝,訪問介護事業所に,別居の長男から,「母が悪質商法の被害に遭っているようです」と連絡があった。訪問販売で3か月間に高価な和服を次々に買っていて, Mさん名義の預金が100万円近く減っているという。長男は,「ほかにも買っているかもしれませんから,母の部屋を探してください。買った和服は着る機会もないので,クーリング・オフをさせます」と言い,すぐにでも手続きをとりたい様子である。この日訪問する訪問介護員(ホームヘルパー)の最初の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ほかにも被害がないかどうか,Mさんの部屋の中を探す。
2 クーリング・オフが可能かどうか契約書の日付を確認する。
3 Mさんに和服を買うようになった経緯を確認する。
4 Mさんに和服を買うことが浪費であることを説明する。
5 販売業者にクーリング・オフの連絡を入れる。

正解: 3

こういった質問があるとき、
最初の対応として、とか、まずはじめに、とかっていう部分が書いてあったら、
それを意識してみるといいでしょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-16

片麻痺のある利用者が着脱できる衣服を選択するときの助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 留めるボタンが小さいブラウスを勧める。
2 かぶり式のセーターを勧める。
3 股上の浅いスラックスを勧める。
4 伸縮性のないスラックスを勧める。
5 ウェストをひもで結ぶスラックスを勧める。

正解: 2

自分が片麻痺になったつもりで考えてみればできるはず。
落ち着いて考えましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-17

2013年(平成25年)の「家計調査」(総務省統計局)における高齢単身無職世帯の家計収支に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 主な収入源は仕送りである。
2 主な支出は保健医療費である。
3 1か月の実収入は15万円を超える。
4 消費支出が可処分所得を上回っている。
5 非消費支出は5千円以下である。

正解: 4

要は年金収入等よりも消費が多く、
貯蓄を切り崩して生活しているということですね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-18

安眠のための介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 午後に1時間以上の昼寝をするように勧める。
2 なるべく早い時間に床に就くように勧める。
3 日中,適度な疲労が得られる運動をするように勧める。
4 寝る前に熱めのお風呂に入るように勧める。
5 寝る前に緑茶を飲むように勧める。

正解: 3

まあ、難しい問題ではないですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-19

Aさん(80歳,男性)は,自宅で妻と二人暮らしである。糖尿病(diabetes mellitus)で通院していた。2年前,肺がん(lung cancer)が発見され,抗がん剤による治療を行っていたが,数か月前から効果が少なくなり中止した。骨転移(bone metastasis)による痛みがあり,麻薬性鎮痛剤を使用している。Aさんは,「できるだけ家で暮らしたい」と希望している。寝ていることが多いが,トイレには伝い歩きで行くことができる。食欲はなく,食事を残すことが多い。妻は訪問介護員(ホームヘルパー)にAさんの日常生活について不安を訴えた。
妻への訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「家では心配なので,入院しましょう」
2 「ポータブルトイレにしましょう」
3 「麻薬は怖いので,増やさないようにしましょう」
4 「好きなものを食べてもらうようにしましょう」
5 「なるべく寝ているようにしましょう」

正解: 4

ホームヘルパーとしての助言としてできることは、食べられそうなものを食べてもらうことですかね。
現状、トイレには行けているとしたら2ではないということですね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-20

介護老人福祉施設で臨終期にある人の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 昼夜の区別を明確にするような照明にする。
2 定期の入浴を行う。
3 夜間の巡回は控える。
4 安楽な体位を保持する。
5 仲の良い入所者の面会を控える。

正解: 4

2016年01月03日

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-1

アセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 今できている活動の分析はしない。
2 これからできそうな活動の予測はしない。
3 利用者が嫌がることは検討しない。
4 他職種からの情報は検討しない。
5 1つの情報だけで検討しない。

正解: 5

ひとつの側面だけに着目するのではないということです。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-2

Bさん(80 歳,女性)はアパートの3階に一人で暮らしている。アパートにはエレベーターはない。5年前,階段で転倒し,右大腿骨頭置換術を行った。現在,歩行には問題がない。社交的であったが,最近,外出の回数が減った。友人が転んで大けがをしたこともあり,「転びそうで怖い」と言っている。
Bさんへの生活支援の課題として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1 アパートにエレベーターがないこと
2 転倒の不安があること
3 一人暮らしであること
4 手術の既往があること
5 外出の機会が減っていること

正解: 2

本人が「転びそうで怖い」と言っていますから、そこが最優先の課題でしょうね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-3

Cさん(83歳,女性)は,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)で,介護老人保健施設に入所している。最近,もの盗られ妄想 がひどくなり,「時計がない」「金の時計だから盗まれた」「嫁が盗んだに違いない」と言い,週末に訪れる長男の妻のDさんに対して大声で,「返して」と言っている。Cさんへの介護目標として,最も適切なものを1つ選びなさい

1 行動・心理症状(BPSD)を改善する。
2 Dさんの汚名を晴らすことができる。
3 Dさんと穏やかに過ごすことができる。
4 説明を受けて理解することができる。
5 興奮時は薬で鎮静を図る。

正解: 3


第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-4

介護計画に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 生活課題を解決するための方法を計画する。
2 効果があればアセスメント(assessment)せずに計画する。
3 日常的な支援以外の方法を計画する。
4 介護福祉職の過去の成功体験をそのまま取り入れて計画する。
5 実現不可能でも目標を持って計画する。

正解: 1

実現可能な目標を設定しましょう。
難しい問題ではないですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-5

訪問介護員(ホームヘルパー)が介護計画に基づいて,いつものようにEさん(80歳,男性)に,「一緒に洗濯物を干しましょう」と声をかけた。するとEさんが,「どうしてそんなことやらないといけないんだ」と大声をあげた。このようなことが何回も続いた。この場面の訪問介護員(ホームヘルパー)のアセスメント(assessment)として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の診断を急いでもらう必要がある。
2 声が外に漏れないように工夫する必要がある。
3 大声をあげる背景を確認する必要がある。
4 決められたことなのでやってもらう必要がある。
5 家族から励ましてもらう必要がある。

正解: 3

アセスメントとして、と言っている時点で、アセスメントとして該当するのは3しかない。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-6

介護過程の評価の実施に責任を持つものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者
2 家族
3 介護福祉職
4 医療関係者
5 行政機関

正解: 3

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-7

次の事例を読んで,問題67問題68について答えなさい。
〔事 例〕
Fさん(74歳,男性,要介護3 )は,長女(45歳)とその息子(15歳)の3人で暮らしている。
Fさんは10年前,パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living : 日常生活動作)全般に,動作がゆっくりで時間がかかる。
Fさんは大柄だが,長女は小柄でやせており,入浴介助か難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助,長女が留守の時の調理),通所リハビリテーションを週1回,配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は,Fさんの体調に考慮しながら,住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日,長女から,「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所も考えている」と話があった。
訪問介護員(ホームヘルパー)は, Fさんの声が小さく,言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。

訪問介護員(ホームヘルパー)は,居宅介護サービス計画の変更を提案したいと考えている。
Fさんの主観的情報を得る方法として,正しいものを1つ選びなさい。

1 体重を測定する。
2 Fさんの考えを聞く。
3 食事摂取量を確認する。
4 表情から気持ちを推測する。
5 長女に息子の協力の有無を聞く。

正解: 2

主観的情報を得る方法、って、そりゃ、本人の思っていることを聞くことで、答えそのものですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-8

次の事例を読んで,問題67問題68について答えなさい。
〔事 例〕
Fさん(74歳,男性,要介護3)は,長女(45歳)とその息子(15歳)の3人で暮らしている。
Fさんは10年前,パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living : 日常生活動作)全般に,動作がゆっくりで時間がかかる。
Fさんは大柄だが,長女は小柄でやせており,入浴介助か難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助,長女が留守の時の調理),通所リハビリテーションを週1回,配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は,Fさんの体調に考慮しながら,住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日,長女から,「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所も考えている」と話があった。
訪問介護員(ホームヘルパー)は, Fさんの声が小さく,言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。

チームアプローチ(team approach)での訪問介護員(ホームヘルパー)の役割として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 配食サービスをやめて,訪問介護(ホームヘルプサービス)を増やすように計画を変更する。
2 施設への入所手続を代行する。
3 浴室を改修する見積りを業者に依頼する。
4 本人と家族の思いをケアカンファレンス(care conference)で報告する。
5 訪問介護員(ホームヘルパー)の腰痛予防対策をケアカンファレンス(care conference)で話し合う。

正解: 4

5はヘルパーの問題というか、家族の腰痛の問題なので、ヘルパーの腰痛予防対策としてケアカンファレンスというのは間違っていますね。
123はそもそもホームヘルパーがやっていいことではないです。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-1

A君は,積み木を飛行機に見立ててB君と遊んでいた。大人がA君とB君の目の前で,おやつのジュースを一人150 ml ずつになるように計った。しかし,同じ大きさのコップがなかったので,それぞれ形の違うコップに入れて与えた。A君にジュースを入れたコップを渡したところ,A君は,「B君の方が量が多い」と言って泣き出した。
ピアジェ(Piaget, J.)によるA君の認知発達段階として,適切なものを1つ選びなさい。

1 形式的操作期
2 感覚運動期
3 前操作期
4 再接近期
5 具体的操作期

正解; 3

発達についての問題も出るので、介護福祉士の出題は幅広いですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-2

プロダクティブ・エイジング(productive aging)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 バルデス(Baltes,P.)が最初に提唱した。
2 高齢者の経済的自立を目指した概念である。
3 エイジズム(ageism)による高齢者のとらえ方を肯定した概念である。
4 主観的幸福感とは無関係である。
5 プロダクティブ(productive)な活動には,セルフケア(self-care)が含まれる。

正解: 5

プロダクティブエイジングってなに!?
と混乱した人も多かったのではないでしょうか。
日本語に直訳すれば生産と加齢ということでイメージできた方も多いのでは?

バルテスはアメリカの心理学者で、
知恵とは「複雑で不確実な事態についての優れた洞察や判断力、および人生における基本的で実践的な熟達した知識」と定義した人物、だそうです。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-3

老年期の精神疾患(mental disease)と精神症状に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 老年期うつ病(senile depression)は,若年者のうつ病(depression)と比べて抑うつ気分が軽い。
2 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)は,脳の器質的変化を伴わない。
3 うつ病(depression)等で自殺を試みた高齢者が死に至る率は,若年者の場合と比べて低い。
4 せん妄(delirium)は,夜間よりも昼間に生じやすい。
5 老年期に発症した統合失調症(schizophrenia)は,妄想型が少ない。

正解: 1

老年期だからみんな抑うつ気分は軽いんだ・・・、という誤解を生みそうな出題ですが。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-4

死別直後の遺族の心理に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 周囲からのサポートに関係なく,死別後の生活に適応する。
2 悲嘆の経験は,心身に影響を及ぼさない。
3 悲嘆のプロセスは,多くの人で同じように進む。
4 十分に悲しむことが,悲嘆を乗り越えるために有効である。
5 遺族への心理的ケアは,緩和ケアに含まれない。

正解: 4

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-5

脱水時の状態として,正しいものを1つ選びなさい。

1 徐脈
2 血圧の上昇
3 皮膚緊張の増加
4 めまい
5 体重の増加

正解: 4

脱水の症状としては、
口渇・口唇の乾燥・尿量の減少・頭痛・全身倦怠感・食欲不振・めまい・嘔気・嘔吐など

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-6

褥瘡の発生部位として,最も頻度の高いものを1つ選びなさい。

1 大転子部
2 肩甲骨周辺
3 仙骨部
4 踵部
5 肘関節

正解: 3

これはもちろん仙骨部ですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-7

高齢者の肺炎(pneumonia)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 日本の高齢者(65歳以上)の死因順位(2011年(平成23年))で第1位である。
2 インフルエンザ(influenza)に合併することはまれである。
3 初発症状は高熱である。
4 呼吸数は減少する。
5 誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の予防には口腔ケアが有効である

正解: 5

肺炎での死因は3位です。肺炎で亡くなる方の割合が増えてきていることは覚えておきましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-8

パーキンソン病(Parkinson disease)に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 40歳代で発症することが最も多い。
2 突進現象が認められる。
3 筋肉の異常が原因である。
4 認知症(dementia)を合併することはまれである。
5 発症後5年以内に死亡することが多い。

正解: 2

突進現象というのは足が止まらなくなってしまうということです。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-1

イギリスの心理学者キットウッド(Kitwood,T.)が提唱した,「パーソン・センタード・ケア(person-centred care)」の考え方として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の人の行動・心理症状(BPSD)を無くすこと
2 認知症(dementia)の人を特別な存在として保護すること
3 認知症(dementia)の人のケアマニュアル(care manual)をつくること
4 認知症(dementia)の人の「その人らしさ」を支えること
5 認知症(dementia)という病気を治療すること

正解: 4

パーソンセンタードケアってそのまま、その人を中心としたケアです。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-2

認知症高齢者の日常生活自立度判定基準「ランクⅢ」の内容として,正しいものを1つ選びなさい。

1 日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても,誰かが注意していれば自立できる。
2 著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患が見られ,専門医療を必要とする。
3 屋内での生活は何らかの介助を要し,日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。
4 日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ,介護を必要とする。
5 何らかの障害等を有するが,日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。

正解: 4

いやあ、これは難しいでしょう・・・。
とりあえず、3と5は身体状況のことなのでまず除外する。
ランクはⅠからⅣとMがあるということを知っていれば、
ある程度重度な認知症城東があるという理解ができるはず。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-3

認知症(dementia)と比較した場合のせん妄(delirium)の特徴として,正しいものを1つ選びなさい。

1 ゆるやかに発症する。
2 徐々に進行,悪化していく。
3 覚醒水準の低下を伴うことは少ない。
4 幻覚を伴うことは少ない。
5 日内変動を認めることが多い。

正解: 5

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-4

早期発見で改善が可能な認知症(dementia)として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 正常圧水頭症(normal pressure hydrocephalus)
2 クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldtづakob disease)
3 前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)
4 血管性認知症(vascular dementia)
5 レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)

正解: 1

治療が可能な認知症もある、その代表例のひとつが正常圧水頭症ですね。
髄液で脳の圧迫されているので、それを取り除けば症状は改善します。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-5

認知症の行動・心理症状(BPSD)に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 親しい人が分からない。
2 言葉を口に出すことができない。
3 十分に眠ることができない。
4 トイレの水を流すことができない。
5 数の計算ができない。

正解: 3

BPSDは認知症の周辺症状ですので、
それ以外の4つは中核症状ですので、該当するのは3です。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-6

認知症(dementia)による実行機能障害に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 いつもと違うことがあると混乱して自然な行動ができない。
2 計画を立てて段取りをすることができない。
3 交通機関の自動改札機をスムーズに通れない。
4 2つ以上のことが重なるとうまく処理できない。
5 新しいことや大切なことが覚えられない。

正解: 2

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-7

前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)の人によく見られる症状に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 社会のルールや常識的な規範が分からなくなる。
2 動作が緩慢で動きがぎこちない。
3 ちょっとしたことで泣いたり笑ったりする。
4 現実的で具体的な幻視がある。
5 料理の手順が分からなくなる。

正解: 1

ピック病などがこれにあたります。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-8

ふりかけをかけたご飯を,「アリがたかっているから食べられない」と訴えるレピー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の人への対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 落ち着いて口に入れてみることを勧める。
2 「アリはいません,おなかが空くので食べてください」と促す。
3 「お好きなものがありましたよ」と好物を示して食事を勧める。
4 通常のご飯に取り替えて,「もう大丈夫でしょうか」と食事を勧める。
5 「おなかが空いていないのなら,無理して食べなくてもいいですよ」と下膳する。

正解: 4

レビー小体の特徴の幻覚ですが、
対応も慎重に行わなければいけないですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-9

認知症サポーターに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の人やその家族を見守り,支援する。
2 10万人を目標に養成されている。
3 認知症介護実践者等養成事業のー環である。
4 認知症ケア専門の介護福祉職である。
5 国が実施主体となって養成講座を行っている。

正解: 1

当初、認知症サポーター100万人キャラバンとしてスタートしていましたが、
現在600万人を超えています。
でも、これ、実数ではなく、受講した延べ人数なので、もっと実数は少ないと思われますが・・・。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-10

Cさん(83歳,女性)は,昨年,夫を亡くしてから一人暮らしをしている。ここ半年ほど自宅に閉じこもっていることが多く,他者との交流が減っている。一人息子は,他県で家庭を築いている。以前、夫が利用していた通所介護(デイサービス)事業所に,ある日,Cさんから次のような電話が入った。「物忘れが多くなり,心配になって受診したところ軽度認知障害(mild cognitive impairment)だと言われた。認知症(dementia)で判断ができなくなる前に,いろいろ整理しておきたい。夫も先に逝っていることだし,運命を静かに受け入れようと思う」

電話を受けた介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 心配ないから気にしないように励ます。
2 他県に住む息子と同居することを勧める。
3 成年後見制度を紹介する。
4 居宅介護サービスの利用を勧める。
5 地域包括支援センターを紹介する。

正解: 5

2016年01月04日

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-1

身体障害の種類とその状態の組合わせとして,適切なものを1つ選びなさい。

1 聴覚障害————–嚥下障害
2 肢体不自由————構音障害
3 平衡機能障害———-意識障害
4 内部障害————–呼吸器機能障害
5 視覚障害————–半側空間無視

正解: 4

5の半側空間無視は視覚そのものの障害ではないので、視覚障害ではないですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-2

ノーマライゼーション(normalization)の理念に通じる制度や事業に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

(注)
1 「バリアフリー新法」とは,「高齢者,障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」のことである。
2 「育児・介護休業法」とは,「育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」のことである。

1 「バリアフリー新法」の制定
2 救急医療体制の整備
3 国民皆年金の実現
4 大規模な障害者入所施設の整備
5 「育児・介護休業法」の制定

正解: 1

ノーマライゼーションの意味が分かっていればわかりますよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-3

統合失調症(schizophrenia)の陰性症状に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 感情の動きが乏しくなる。
2 誰かに支配されているような感覚を抱く。
3 あるはずのない声が聞こえる。
4 危険な状態にあると思い込み,強い不安や敵意を抱く。
5 話の内容が次々に変わり,まとまりがない。

正解: 1

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-4

高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の原因疾患として,正しいものを1つ選びなさい。

1 ダウン症候群(Down’s syndrome)
2 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)
3 自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)
4 統合失調症(schizophrenia)
5 脳炎(encephalitis)

正解: 5

高次脳機能障害についての出題は今後増えてくるでしょうね。
認知症との違いなどについても把握しておきましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-5

知的障害者に対する支援方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 本人のいないところで,本人のことを決ぬる。
2 子どもに接するようにかかわる。
3 失敗経験をさせないように先回りをする。
4 何かを伝えるときには,言葉だけでなく身振りや絵などを使う。
5 社会的マナーに違反したときには,時間がたってから注意する。

正解: 4

まあわかりますよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-6

関節リウマチ(rheumatoid arthritis)の人の関節保護の方法として,適切なものを1つ選びなさい。

1 コップは片手で持つ。
2 荷物は指先で持つ。
3 ドアの取っ手は丸いものを使う。
4 便器に補高便座をのせる。
5 就寝時には高い枕を使う。

正解: 4

関節にかかる負担を軽減するという視点で見るといいでしょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-7

適応機制の1つである「昇華」に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。

1 認めたくない欲求を心の中に抑え込んでしまおうとする。
2 名声や権威に自分を近づけることで,自分の価値を高めようとする。
3 自分に都合の良い理由をつけて,自分を正当化しようとする。
4 発達の未熟な段階に後戻りして自分を守ろうとする。
5 直ちに実現できない欲求を,価値ある行為に置き換えようとする。

正解: 5

なんで毎回こんなに出題するんだろうと不思議に思ってしまうほど出題される適応機制。
必ず覚えておきましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-8

上肢リンパ浮腫のある人が日常生活で心がけることとして、適切なものを1つ選びなさい。

1 手袋をしないで庭の手入れをする。
2 体重の増加を防ぐ。
3 患側で血圧を測定する。
4 サウナ浴を行う。
5 きつめの肌着を着る。

正解: 2

これは正直難しい問題だと思います。
上肢に負担をかけないということを意識するといいでしょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-9

Dさん(38歳,女性)は,知的障害があり,障害者支援施設で生活介護を受けながら生活している。 A D L (Activities of Daily Living : 日常生活動作)は自立しているが,家事や金銭管理に援助が必要な状況である。家族から経済的・精神的支援は期待できない。
ある日,Dさんから,「仕事はできないけれど,ここから出て暮らしてみたい」という希望があり,検討することになった。
Dさんの地域生活を実現するための支援として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 指定一般相談支援事業者の利用を勧める。
2 発達障害者支援センターに支援計画の作成を依頼する。
3 行動援護め支給申請を行う。
4 就労移行支援の利用を勧める。
5 地域包括支援センターに支援を要請する。

正解: 1

これから障害の地域移行支援や就労支援はすごい勢いで出題される確率は増えますよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-10

Eさん(35歳,女性)は,出産時に脳出血(cerebral hemorrhage)を起こした。現在は,片麻輝で車いすを利用し,高次脳機能障害(higher brain dysfunction)による注意障害を持ちながら,乳児を育てている。このようなEさんに対して,多職種による支援が行われることになった。
Eさんにかかわる専門職とその支援の内容として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 社会福祉主事が家事援助サービスを提供する。
2 保健師が子育て相談を行う。
3 身体障害者福祉司が治療体操を行う。
4 知的障害者福祉司が精神障害者保健福祉手帳の申請を行う。
5 介護支援専門員(ケアマネジャー)がサービス等利用計画を作成する。

正解: 2

適切も何も、どれもできないことを書いてありますね。

2016年01月09日

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-1

記憶に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 短期記憶では,膨大な情報の貯蔵が可能である。
2 記憶には,記銘と保持と想起の3つの過程がある。
3 手続き記憶とは,自分に起こった出来事に関する記憶である。
4 エピソード記憶とは,一般的な知識についての記憶である。
5 記憶の処理は,中脳で行われる。

正解: 2

記銘保持想起や
エピソード記憶、手続き記憶といったキーワードを中心に確認していきましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-2

関節運動とその主動作筋(主として働く筋肉)の組合わせとして,正しいものを1つ選びなさい。

1 肩関節外転———上腕二頭筋
2 手関節屈曲———上腕三頭筋
3 股関節屈曲———腸腰筋
4 股関節伸展———腹直筋
5 足関節伸展———下腿三頭筋

正解: 3

筋トレが好きな人はすきそうですね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-3

糖尿病(diabetes mellitus)のある人の身支度の介護で,異変の有無について特に観察すべき部位として,適切なものを1つ選びなさい。

1 毛髪
2 耳介
3 鼻腔
4 手指
5 足趾(指)

正解: 5

糖尿の方は傷が治りにくく、特に注意しましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-4

廃用症候群(disuse syndrome)として,正しいものを1つ選びなさい。

1 筋肥大
2 高血圧
3 頻脈
4 褥瘡
5 躁病(mania)

正解: 4

これはシンプルな問題ですよね。


第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-5

誤嚥を防止している部位として,正しいものを1つ選びなさい。

1 甲状軟骨
2 口蓋垂
3 喉頭蓋
4 口蓋扁桃
5 食道

正解: 3

文字を読めばなんとなくわかりそうですけど。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-6

食事のたんぱく質制限が必要な疾患として,正しいものを1つ選びなさい。

1 胃潰瘍(gastric ulcer)
2 尿毒症(uremia)
3 痛風(gout)
4 脂質異常症(dyslipidemia)
5 狭心症(angina pectoris)

正解: 2

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-7

入浴による静水圧の直接的な作用として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 毛細血管の拡張
2 関節への負担の軽減
3 下肢のむくみの軽減
4 体重による負担の軽滅
5 老廃物の排泄の促進

正解: 3

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-8

弛緩性便秘の原因として,正しいものを1つ選びなさい。

1 大腸の蠕動運動の低下
2 過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome)
3 自律神経の失調
4 排便反射の低下
5 大腸がん(colorectal cancer)

正解: 1

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-9

多尿の原因として,正しいものを1つ選びなさい。

1 脱水
2 副交感神経優位
3 前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)
4 ビタミンC (vitamin C)の過剰摂取
5 糖尿病(diabetes mellitus)

正解: 5

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-10

睡眠に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 ヒトは下垂体に体内時計がある。
2 抗ヒスタミン薬は覚醒作用がある。
3 睡眠は深さよりも長さが重要となる。
4 レム睡眠は30分ごとに繰り返し出現する。
5 最も深い眠りの段階はノンレム睡眠である。

正解: 5

レム睡眠とノンレム睡眠、確認しましょう。
パッと見、ノンレムの方が浅そうな響きに聞こえてしまうので気を付けましょう。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-11

睡眠障害に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 入眠障害とは,眠りが浅く途中で何度も目が覚めることである。
2 レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome)は,早朝覚醒の原因となる。
3 睡眠が不足すると,副交感神経が活発になる。
4 肥満は,睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)の原因となる。
5 周期性四肢運動障害は,睡眠中に大声の寝言や激しい動作を伴う。

正解: 4

睡眠に関する問題が多いですね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-12

Fさん(72歳,男性)は数か月前から食欲不振があり,体重も減少した。市内の総合病院を受診したところ,末期の胃がん(gastric cancer)と診断され,緩和医療を受けることを勧められた。
Fさんの今の心情を,キューブラー・ロス(Kubler-Ross,E.)の提唱した心理課程の1段階に当てはめた表現として,適切なものを1つ選びなさい。

1 「病気を治すためなら,財産を全部使ってもいい」
2 「なぜ私だけが病気になって,死ななければならないのか」
3 「診断は何かの間違いで,とても信じられない」
4 「死は誰にでも訪れる自然なことだから,受け入れよう」
5 「末期がんなら,何をしてもどうせ無駄だ」

正解: 3

第一段階は否認ですね。

2016年01月11日

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-1

(総合問題1)
次の事例を読んで,問題109から問題111までについて答えなさい。

〔事 例〕
Gさん(75歳,男性)は,妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で,妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には,いつも近くのUコミュニティセンターで,仲間たちと囲碁や将棋をしていた。そんなGさんが,半年前からUコミュニティセンターに行かない日が多くなり,家の中をうろうろしたり,妻に買い物に行く時間を何度も確認し,車の鍵を探しまわることが多くなった。2か月ほど前,買い物の後で家に帰る道が分からなくなり,同じ道を行ったり来たりしているので,妻が,「次の路地に入ってください」と言うと,「分かっとる」と大声を出した。家に到着すると,「今年は免許更新の年だ」と言った。
心配した妻が,かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され,その後,要介護1と認定された。現在,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し,妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。

妻は,Gさんのことが心配でなかなか自宅を空けることができない。妻が自宅から気軽に相談できる機関として,最も適切なものを1つ選びなさい。


1 高齢者生活福祉センター
2 地域活動支援センター
3 市町村保健センター
4 認知症コールセンター
5 認知症介護研究・研修センター

正解: 4

こういった問題だと、地域包括の名前が大体出てくるのですが、
今回は認知症コールセンターが出題されていますね。
もし地域包括の名前が入っていれば電話での相談もできるので、地域包括になるでしょうね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-2

(総合問題1)
次の事例を読んで,問題109から問題111までについて答えなさい。

〔事 例〕
Gさん(75歳,男性)は,妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で,妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には,いつも近くのUコミュニティセンターで,仲間たちと囲碁や将棋をしていた。そんなGさんが,半年前からUコミュニティセンターに行かない日が多くなり,家の中をうろうろしたり,妻に買い物に行く時間を何度も確認し,車の鍵を探しまわることが多くなった。2か月ほど前,買い物の後で家に帰る道が分からなくなり,同じ道を行ったり来たりしているので,妻が,「次の路地に入ってください」と言うと,「分かっとる」と大声を出した。家に到着すると,「今年は免許更新の年だ」と言った。
心配した妻が,かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され,その後,要介護1と認定された。現在,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し,妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。

妻は交通事故を心配して,1日も早く車の運転をやめさせたいと考えている。
現在のGさんの状況について,訪問介護員(ホームヘルパー)の妻に対する助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 車の鍵を隠すことを勧める。
2 Gさんに断りなく車を処分することを勧める。
3 「免許更新期間は過ぎました」とGさんに言うように勧める。
4 近くの警察署に相談することを勧める。
5 「あなたの運転は怖いから乗りません」とGさんに言うように勧める。

正解: 4

これはどちらかというと、交通規則の問題かもしれませんね。
改正道路交通法が施行されています。
認知症ドライバーの問題はかなり注目されていますので、
また何年か後に出題されるかもしれませんね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-3

(総合問題1)
次の事例を読んで,問題109から問題111までについて答えなさい。

〔事 例〕
Gさん(75歳,男性)は,妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で,妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には,いつも近くのUコミュニティセンターで,仲間たちと囲碁や将棋をしていた。そんなGさんが,半年前からUコミュニティセンターに行かない日が多くなり,家の中をうろうろしたり,妻に買い物に行く時間を何度も確認し,車の鍵を探しまわることが多くなった。2か月ほど前,買い物の後で家に帰る道が分からなくなり,同じ道を行ったり来たりしているので,妻が,「次の路地に入ってください」と言うと,「分かっとる」と大声を出した。家に到着すると,「今年は免許更新の年だ」と言った。
心配した妻が,かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され,その後,要介護1と認定された。現在,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し,妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。

妻はGさんと,自宅でできるだけ長く生活したいと考えている。また,自分が旅行などで一定期同家を空けることができるのかと心配している。
妻の心配に対応する介護保険のサービスとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 短期入所療養介護
2 通所リハビリテーション
3 通所介護(デイサービス)
4 認知症対応型通所介護
5 訪問看護

正解: 3

ショートステイですね。老健や医療機関等でのショートステイは短期入所療養介護になります。
ショートステイって短期入所生活介護じゃないの?と困惑された方も多かったのでは。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-4

(総合問題2)
次の事例を読んで,問題112から問。題114までについて答えなさい。

〔事 例〕
Jさん(80歳,女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。
Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き, Vコンビニエンスストアで発見されたことが1回ある。
家族の了解を得て. GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は, Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。

Jさんに見られる症状として,正しいものを1つ選びなさい。

1 感情失禁
2 奇異行動
3 無動
4 無言
5 幻視

正解: 5

レビー小体と出題されている時点で、「幻視」の問題が出題されるのがセオリーみたいになってますね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-5

(総合問題2)
次の事例を読んで,問題112から問。題114までについて答えなさい。

〔事 例〕
Jさん(80歳,女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。
Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き,Vコンビニエンスストアで発見されたことが1回ある。
家族の了解を得て,GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は, Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。

地域の住民から,「Jさんに似た人をW橋のそばで見かけました」と連絡が入った。W橋はVコンビニエンスストアから2 kmほど離れている。JさんのGPS追跡機が居室で見つかったが,Jさんの姿はグループホーム内に見当たらなかった。この時点で,介護福祉職がとるべき対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 グループホームで帰ってくるのを待つ。
2 休暇中の職員全員に出勤してもらう。
3 地域のネットワークに協力を依頼する。
4 Jさん宅に探しに行く。
5 VコンビニエンスストアでJさんが来るのを待つ。

正解: 3

地域とのつながりも大事ですし、
市町村の徘徊検索ネットワークなどに登録しているといいですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-6

(総合問題2)
次の事例を読んで,問題112から問。題114までについて答えなさい。
〔事 例〕
Jさん(80歳,女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。
Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き,Vコンビニエンスストアで発見されたことが1回ある。
家族の了解を得て,GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は, Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。

JさんはW橋近くで無事に発見された。グループホームの職員は今後のJさんへの対応について話合いを行った。
介護福祉職のJさんへの対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Jさんの居室に鍵をかけ,居室の中で過ごしてもらう。
2 無断外出がたくさんの人に迷惑がかかることを伝え,反省を促す。
3 Jさんの1日の生活リズムを再確認する。
4 グループホームの利用をやめるように勧める。
5 今後,出かけるときは,職員に声をかけるように伝える。

正解:3

このなかでは3ですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-7

(総合問題3)
次の事例を読んで,問題115から問題117までについて答えなさい。

〔事 例〕
Kさん(46歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。
その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。

センターの介護福祉職のKさんへの対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 他の視覚障害者も頑張っていることを伝える。
2 1 日でも早く一人で歩くことができるように励ます。
3 センター内の視覚障害者の集いへの参加を勧める。
4 障害者スポーツへの参加を勧める。
5 経済的な支援やサービスに関する制度について説明する。

正解: 3

4の障害者スポーツというのも、ちょっとハードルが高い提案ですかね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-8

(総合問題3)
次の事例を読んで,問題115から問題117までについて答えなさい。
〔事 例〕
Kさん(46歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。
その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。

Kさんとのコミュニケーションを図るためのセンターの介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 話したり,手で触れたりしてコミュニケーションを図る。
2 読話を用いてコミュニケーションを図る。
3 点字を用いてコミュニケーションを図る。
4 Kさんの話をうなずきながら聞く。
5 「あれ」,「これ」という指示代名詞を用いてコミュニケーションを図る。

正解: 1

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-9

(総合問題3)
次の事例を読んで,問題115から問題117までについて答えなさい。

〔事 例〕
Kさん(46歳,男性)は,1年前,事故が原因で全盲となった。失明当初は,自宅にひきこもってしまい,妻と離婚し,仕事も辞めてしまった。
その後,なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って,総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが,初めは,受傷による心理的な影響が大きく,積極的に訓練に参加することができなかった。

センターの介護福祉職のアドバイスなどもあり, Kさんは徐々に歩行訓練,日常生活動作訓練,点字訓練,音声ソフトを導入したパソコンの訓練等を行うことができるようになった。また,Kさんは,比較的早く,盲導犬と生活する訓練を受け,現在,盲導犬と一緒に自宅で生活することが可能になった。Kさんがいつも相談に行っている地域活動支援センターの職員から盲導犬とその利用者への接し方について一般の人に話してほしいと依頼された。
Kさんが話す内容として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 盲導犬がそばにいれば困ることはないので,視覚障害者に話しかけないでほしい。
2 仕事中の盲導犬に声をかけて励ましてほしい。
3 仕事中の盲導犬に水や食べ物を与えてほしい。
4 盲導犬が通路をふさぐなどの困った行動をしていても,黙って見ていてほしい。
5 盲導犬がハーネス(harness)をつけているときは,仕事中なので見守ってほしい。

正解: 5

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-10

(総合問題4)
次の事例を読んで,問題118から問題120までについて答えなさい。

〔事 例〕
Lさん(45歳,男性)は30歳の頃,統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが,関係が悪く,現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。
精神状態が悪くなると,誰かが襲ってくると思い込み,部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果,部屋の中はゴミがいっぱいで, Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。
心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が,Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ,区分3と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。
LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが,家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き,「Lさんのいる場所と私かいる場所ぐらいは作りたい」と伝えた。その結果, Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は,Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。

精神状態が悪くなったときのLさんの症状として,正しいものを1つ選びなさい。

1 幻覚
2 妄想
3 せん妄(delirium)
4 思考途絶
5 感情鈍麻

正解: 2

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-11

(総合問題4)
次の事例を読んで,問題118から問題120までについて答えなさい。

〔事 例〕
Lさん(45歳,男性)は30歳の頃,統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが,関係が悪く,現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。
精神状態が悪くなると,誰かが襲ってくると思い込み,部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果,部屋の中はゴミがいっぱいで, Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。
心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が,Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ,区分3と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。
LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが,家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き,「Lさんのいる場所と私かいる場所ぐらいは作りたい」と伝えた。その結果, Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は,Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。

Lさんは移動のときに見守りが必要である。
Lさんの定期的な通院に付き添うことが可能となるサービスとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 居宅介護
2 同行援護
3 生活介護
4 自立訓練
5 療養介護

正解: 1

同行援護は視覚障害の方のガイドヘルプですね。
居宅介護って、居宅介護支援(ケアマネ)と勘違いしそうな名称なのですが、
障害では居宅介護が訪問介護に対応するサービスになります。
わかりにくいですよね。

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-12

(総合問題4)
次の事例を読んで,問題118から問題120までについて答えなさい。

〔事 例〕
Lさん(45歳,男性)は30歳の頃,統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが,関係が悪く,現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。
精神状態が悪くなると,誰かが襲ってくると思い込み,部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果,部屋の中はゴミがいっぱいで, Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。
心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が,Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ,区分3と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。
LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが,家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き,「Lさんのいる場所と私かいる場所ぐらいは作りたい」と伝えた。その結果, Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は,Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。

LさんとA訪問介護員との信頼関係ができ,部屋の中もきれいに片づいた。
Lさんはこの後の生活についての漠然とした不安をA 訪問介護員に相談するようになった。Lさんを交えた支援会議の前に,担当の相談支援専門員とサービス提供責任者,A訪問介護員が会議を開いた。
A訪問介護員が提案する内容として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 両親と話し合い,一緒に住むこと
2 仕事を見つけるために,公共職業安定所(ハローワーク)に行くこと
3 地域活動支援センターの利用
4 共同生活援助(グループホーム)の利用
5 継続的な服薬管理のための短期間の入院

正解: 3

これで全問終了です。
お疲れ様でした。
なんだか内容が重たい問題が多く、
介護福祉士の試験なのかケアマネの試験なのかよくわからなくなってきている印象ですが。

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