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2014年12月 アーカイブ

2014年12月04日

第27回介護福祉士国家試験まであと2カ月を切りました!

もういくつ寝ると・・・。
そう、介護福祉士の国家試験がやってきます。
そろそろ試験勉強を始めなきゃまずいな、と思っているみなさん。

このブログでも前回の試験問題を掲載していきたいと思いますので、
しっかり学習をしていきましょう。

あと、体調管理はくれぐれも気を付けましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:人間の尊厳と自立-1

以下の法律の自立に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 児童福祉法では、児童養護施設における自立支援の対象を、現に入所している児童に限定している。

2 社会福祉法第3条では、福祉サービスについて、身体機能の低下に応じ自立した日常生活を営むことができるように支援するものとしている。

3 老人福祉法では、その目的は、すべての高齢者が、尊厳を保持し、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるようにすることであると、明記している。

4 「障害者総合支援法」では、すべての国民は、障害者等が自立した生活が営めるような地域社会の実現に協力するよう努めなければならないと、規定している。

5 「ホームレス自立支援法」では、ホームレスの自立のために、就業の機会の確保よりも生活保護法の適用が重要であると、規定している。

正解:4

3は介護保険法の目的ですので、これは必ず覚えておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:人間の尊厳と自立-2

Aさん(74歳、男性)は、一人暮らしをしている。軽度の認知症があり、訪問介護を利用している。一年前から近所に住んでいる親族に預金通帳の管理を頼んでいる。最近、家事援助のためにAさん宅を訪れた訪問介護員は、Aさんから、「親族が勝手にお金を使いこんでいるらしい」と聞いた。

 訪問介護員がサービス提供責任者と共に、最初に取り組むべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 成年後見制度の利用をすすめる

2 民生委員に相談するように勧める

3 親族に事実を確認する

4 特別養護老人ホームへの入所を勧める。

5 地域包括支援センターに相談する。

正解:5

地域包括支援センターの役割のひとつに虐待の対応というものがあります。
真偽のほどは不明でも、虐待防止法上、通報義務がありますので、
まずは地域包括支援センターに連絡をします。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:人間関係とコミュニケーション-1

自己覚知のために、最も重視するものを1つ選びなさい。

1 自分の感情の動きとその背景を洞察する。

2 自分の将来の目標を設定する。

3 自分中心でなく、他者中心に考える。

4 自分を肯定的にとらえる。

5 自分の価値観に基づいて行動する。

正解:1

第26回介護福祉士国家試験過去問題:人間関係とコミュニケーション-2

Bさん(85歳、女性)は、認知症がある。ショートステイを1週間利用することになった。1日目の夕方、介護職員が忙しい時間に、Bさんは何回も、「わたしはここにいていいの」と繰り返し尋ねた。
介護職員の最初の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「どこにいきたいのですか」

2 「後からゆっくり聞きますね」

3 「同じことを何回も聞かないでください」

4 「ここにいてくださっていいですよ」

5 「ここにじっとしていてください」

正解:4

そもそも他の選択肢は本人の問いかけに答えていることにならないですよね。
不安な気持ちを受け止めることが求められます。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-1

Cさん(32歳)は、来月、出産を控えている。同居する夫(35歳)は、正規雇用の正社員である。Cさんは、訪問介護事業所で非常勤(週30時間勤務)の訪問介護員(ホームヘルパー)として勤務している。1年単位の契約期間を更新して、これまで3年働いてきた。事業主からは、出産した後も仕事を続けてほしいと頼まれている。妊娠してから今までは仕事を継続してきたが、出産後は育児休暇をとれないか検討している。
「育児・介護休業法」に基づく、Cさんの育児休業などの取得に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 Cさんが取ることのできる育児休業休暇は、最大で子どもが1歳になる前の月までである。

2 育児休業の終了予定日は、明らかにして申し出る必要がある。

3 育児休業は、Cさんの夫は取ることができない。

4 小学校就学前の子どもが病気になった場合に利用できる休暇制度はない。

5 雇用の継続とは関係なく、Cさんは育児休業を取ることができる。

正解:2

結構知らない人が多い育児休業。
もう自分には育児休業なんて関係ない、という人も
社会制度としてある程度は知っておく必要があります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-2

地域における様々な事業主体やサービス提供主体に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1  共同募金は、都道府県の区域を単位として行う寄附金の募集であって、地域福祉の推進を図るためのものである。

2  NGOは、営利を直接の目的とはせず、都道府県知事の認証を得て、在宅福祉サービス事業などの社会活動を行う団体である。

3  NPOは、国際人道支援などの社会的活動を行う機関である。

4  企業の社会的責任による社会貢献は、商品を安い価格で販売するなどの経済活動によって行われる。

5  コミュニティビジネスとは、市町村が主体となって、まちづくり・環境問題・介護・子育てなどの地域の様々な課題をビジネスの手法で解決するものである。

正解: 1

コミュニティビジネスの主体は市町村ではなく、民間なので、ビジネスの手法で社会問題の解決を目指します。

あと、NGOとNPOの違いは覚えておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-3

ボランティア活動に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1  無償の活動に限定される。

2  個人が行う活動で、法人が行う活動は含まれない。

3  特徴として、自発性や自主性が挙げられる。

4  社会貢献よりも、自己満足を達成することの方が重視される。

5  社会福祉に関する活動に限定される。

正解: 3

1ですが、有償ボランティアというものもあります。
以前は、それがそもそもボランティアと言えるのかという議論もありましたが。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-4

少子高齢化に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1  1950年(昭和25年)以降、出生数は一貫して低下し続けている。

2  1950年(昭和25年)以降、合計特殊出生率は2.0を超えたことはない。

3  1980年代前半、老年人口は年少人口割合を上回った。

4  2000年(平成12年)以降、65歳以上の者のいる世帯は過半数を超えている。

5  2012年(平成24年)現在、高齢化率は20%を超えている。

正解:5

平成25年時点で高齢化率は24.1%です。
4人に1人が高齢者と覚えておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-5

市長村における社会福祉に関する計画として、正しいものを1つ選びなさい。

1 老人福祉計画は、その市町村内に老人福祉施設がなければ、策定しなくてもよい。

2 障害者福祉計画は、18歳以上の障害者を対象としていて、障害児を含まない。

3 介護保険事業計画は、第1号被保険者の保険料の設定に関与している。

4 地域福祉計画は、市町村社会福祉協議会に策定が義務づけられている。

5 障害福祉計画は、具体的なサービスの量を設定しない。

正解: 3

市町村が介護サービスの利用見込みなどを考え、
三年間の計画を立てるのが介護保険事業計画です。
事業計画って言われると介護保険事業所が建てる計画なのかと思われる方も多いと思いますが、これは市町村が策定するものです。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-6

社会保障に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ナショナルミニマムの理念は、デンマークで生まれた。

2 社会保険制度は、保険料を支払った人に受給権を保障する仕組みである。

3 生活保護制度は、現物給付を行わない。

4 社会福祉制度は、生活困窮者の貨幣的ニーズの充足を目的としている。

5 社会手当制度は、サービスの現物給付を行う。

正解:2

介護保険も保険制度に該当しますね。
ナショナルミニマムの理念が生まれたのはイギリスです。こういう問題は難しいですよね・・・。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-7

社会保障制度の歩みに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 国民年金法が1950年に制定され、すべての国民を対象とする皆年金制度が成立した。

2 国民健康保険法が1950年代後半に改正され、すべての国民を対象とする皆保険制度の基礎が作られた。

3 1960年代になり、老人福祉法、母子福祉法、「精神保健福祉法」の3法が制定され、福祉6法体制が確立した。

4 1970年代前半には、高齢者の健康増進のために老人保健法が制定された。

5 1980年代後半から国民年金制度の見直しが始められ、1990年代に入って基礎年金制度が創設された。

(注)「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。

正解: 2

これは難しいですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-8

介護保険法に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 法の施行前は、国が高齢化対策に関しての計画を策定することはなかった。

2 家族の自助努力による介護の推進を基本としている。

3 保険給付は、介護給付と予防給付の2種類である。

4 国民の共同連帯の理念に基づくものである。

5 介護サービスの提供主体を社会福祉法人に限定している。

正解: 4

この3で引っかかる人も多かったのではないでしょうか。
市町村特別給付もあるので、3種類になります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-9

介護保険法に規定される要介護認定に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 要介護認定の対象は、65歳以上の者に限られる。

2 介護認定審査会は、要介護認定の結果を都道府県へ報告しなければならない。

3 要介護認定の取り消しが必要な場合は、都道府県が行わなければならない。

4 市町村は、要介護認定の審査及び判定の基準を定める。

5 市町村は、要介護認定の結果を当該被保険者に通知しなければならない。

正解:5

審査判定の基準は全国一律で同じものになります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-10

地域包括システムの実現に向けた地域ケア会議に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 地域課題の発見や地域づくり・資源開発の機能がある。

2 市町村社会福祉協議会に設置・運営が義務づけられている。

3 介護サービス事業者の第三者評価の役割を果たすものである。

4 要介護認・閧ノ関する不服申し立ての審査を行う。

5 介護サービス利用者とその家族の参加が義務づけられている。

正解:1

地域ケア会議ってよく聞くけど何をしてるの?ってよく言われますが、
これも包括の力量や地域の資源などによって内容にはだいぶ差がありますね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-11

「障害者総合支援法」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 財源が、税方式から社会保険方式に変更された。

2 対象となる障害者の範囲に、難病患者等が加えられた。

3 利用者負担が、応能負担から応益負担に変更された。

4 地域包括支援センターの設置が、市町村に義務づけられた。

5 重度肢体不自由者に対する重度訪問介護が創設された。

(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

正解: 2

難病患者等も対象に拡大することになり、
障害者の制度に組み込まれることに違和感を感じている方も多いようです。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-12

「障害者虐待防止法」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 対象となる虐待の範囲は、身体的虐待、心理的虐待及び性的虐待の3種類とされている。

2 市町村は、虐待に対応するために地域活動支援センターを設置することが義務付けられている。

3 家族による虐待に対しては、市町村が通報を受理して、身体障害者更生相談所または知的障害者更生相談所が対応することとされている。

4 施設サービスでの従事者による虐待は対象となるが、障害者の雇用主による虐待は対象外とされている。

5 医療機関の管理者は、医療機関を利用する障害者に対する虐待を防止するために必要な措置を講ずることとされている。

注 「障害者虐待防止法」とは、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。

正解: 5

虐待の相談対応窓口は障害者虐待防止センターになります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-1

内閣府が2011年度(平成23年度)に実施した、「高齢者の経済生活に関する意識調査」における「世話の費用」に関する回答の中で、最も多かったものを1つ選びなさい。

1 資産の売却(担保を含む)等でまかなうことになると思う
2 子どもからの経済的な援助を受けることになると思う
3 特に用意しなくても年金等の収入でまかなうことができると思う。
4 その場合に必要なだけの貯蓄は用意していると思う
5 貯蓄だけでは足りないが、自宅などの不動産を担保にお金を借りてまかなうことになると思う

注 「世話の費用」とは、「子どもに介護などの世話を受けたり、老人ホームに入居したり、在宅でホームヘルプサービスを受けたりする場合の費用」のことである

正解: 3

少しずつ意識も変わってきているようですけどね。
この調査がもとになっているようです

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-2

社会福祉士および介護福祉士法における介護福祉士に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 介護福祉士の業務を社会福祉士が行うことは禁じられている。

2 介護福祉士は、その業務を辞した後は秘密保持義務が解除される。

3 介護福祉士の行う介護は、「入浴、排せつ、食事その他の介護」から「心身の状況に応じた介護」に改正された。

4 介護福祉士は、環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者に対して介護を行うことが規定されている。

5 介護福祉士は、信用失墜行為をした場合、罰則により1年以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられる。

正解: 3

3のこれ、覚えておきましょう。
法律制定時は介護の専門性=身体介護が大部分でしたが、
認知症の介護などの専門性が問われるようになってきているということです。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-3

Dさん(98歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。終末期を迎え、座位が困難でベッドで臥床している。医師は、死に至るまで1週間程度と予測している。呼びかけには目を開けて反応して、表情が変わることもある。食事は、アイスクリームや水分をわずかにとる程度である。
Dさんは、以前からここで最期の時を安らかに過ごしたいと希望している。家族もそれを望んでいて、毎日、居室を訪れている。家族は延命措置を希望していない。
介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 いつもテレビをつけたままにしておく。

2 居室内のポータブルトイレで排泄できるように介助する。

3 家族に、胃ろうの造設を医療関係者に相談するように促す。

4 家族とゆっくりと過ごす時間をもてるように、居室環境を整える。

5 声かけのたびに。頑張って長生きするように励ます。

正解:4

こういう問題が出たら、当たり障りのない選択肢をまず探しましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-4

2003年(平成15年)に高齢者介護研究会が示した、「2015年の高齢者介護~高齢者の尊厳を支えるケアの確立に向けて~」に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 高齢者介護においては、高齢者の尊厳の保持よりも日常生活における身体的な自立への支援が優先される。

2 介護保険は、高齢者の自立支援を目指すものであるが、その根底にあるのは「介護者の負担の軽減」である。

3 高齢者が施設に入所した場合、環境や集団生活に効率的に適応するように、それまでの生活習慣を見直すことが望ましい。

4 認知症高齢者のケアの基本として、本人の生活の仕方や潜在する力を周囲が大切にしなければならない。

5 介護サービスの質を占示す自立支援の効果測定を行う既存の標準的な尺度を、今後とも使用することが望ましい。

正解: 4

これがそのもとになっています。
2015年の高齢者介護~高齢者の尊厳を支えるケアの確立に向けて~

まぁ、消去法で考えるしかないですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-5

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)の「活動と参加」に分類される内容として、正しいものを1つ選びなさい。

1 毎日の日課として必要な行為をやり遂げること。

2 ダイニングに来て、食事をする場所だと思い出すこと。

3 料理番組に好物が出ているのを見て、食欲がわくこと。

4 自宅に届いた花を、きれいだと感じること。

5 介護職の意識や行動が利用者に影響を及ぼすこと。

正解: 1

ICFの考え方はしっかり身に付けておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-6

介護実践におけるリハビリテーションの考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 自助努力に任せる。

2 生活の視点を重視する。

3 時間を限定して行う。

4 疾病治療を目標とする。

5 リハビリテーション室で集中的に行う。

正解: 2

生活場面でのリハビリテーションを実践するということですね。
機能訓練室で何ができるようになったかではなく、
生活環境の中ででできるようになることを考えます。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-7

Eさん(70歳、男性)は、介護老人保健施設に入所している。認知症(dementia)はあるが、普段は他の利用者と一緒に穏やかに話をしている。しかし、介護職が食事の準備をしているのを見ると、落ち着きがなくなって食堂をうろうろしたり、大声を出したりすることがある。
Eさんの言動を理解するための介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 料理に出た食材を話題にして、季節について質問する。

2 若いころの仕事や生活のことなど、Eさん自身の話を詳しく聞く。

3 認知機能の評価尺度を用いて、認知症(dementia)の程度を確認する。

4 箸の使い方などの食事の動作を見守る。

5 ロールプレイ(role-play)を通して、人とのかかわりを観察する。

正解: 2

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-8

介護を必要とする人のためのエコ・マップ(ecomap)に記載する情報として、最も重視するものを1つ選びなさい。

1 血圧、脈拍、呼吸及び体温の値

2 性別、年齢、生年月日及び既往症などの情報

3 親、兄弟及び祖父母など、数世代にわたる家族関係。

4 利用者や家族を取り巻く様々なシステムとの関係。

5 要介護度や生活ニーズ。

正解:4

エコマップは家族や近隣住民、関わってくれている人など、
利用者を中心に図にして可視化するというものですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-9

小規模多機能型居宅介護に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 2012年度(24年度)から開始された介護サービスである。

2 管理者は、医師であることが義務付けられている。

3 長期間の宿泊を目的としている。

4 訪問入浴介護のサービス提供を目的としている。

5 地域密着型サービスの1つである。

正解:5

小規模多機能は、通い・泊まり・訪問のサービスをパッケージにしてひとつの事業所が提供するというものです。
ちなみに、これに訪問看護が加わると複合型サービスという名前になります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-10

在宅生活を支える各種の介護サービスに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 訪問介護において、通院介助は生活援助に位置付けられる。

2 短期入所生活介護の利用者は、介護老人福祉施設への入所申し込みをした者に限られる。

3 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の低下した認知症(dementia)の高齢者は利用できない。

4 夜間対応型訪問介護は、介護福祉士が看護師と同行して支援を行わなければならない。

5 訪問看護と小規模多機能型居宅介護を組み合わせて一体的に提供される介護サービスは、複合型サービスである。

正解: 5

この前の問題で解説しちゃってましたね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-11

地域包括支援センターに関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 高齢者にかかわるボランティアや民生委員などと連携する。

2 介護福祉士が配置されることになっている。

3 各種介護保険サービスを包括的に提供する。

4 要介護高齢者にかかわるケアマネジメント業務を行う。

5 小学校区ごとに配置されることになっている。

正解: 1

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-12

利用者の安全を確保するために留意すべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 リスクマネジメントは、事故が起きてからその体制を検討する。

2 利用者のけがや事故の原因の1つに、生活を制限されることから生じるストレスがある。

3 施設内では、介護職が取扱いに慣れた歩行器を優先して使用する。

4 利用者本人に対して、積極的に身体拘束への同意を求める。

5 事故報告書は、管理者以外、閲覧することができないように管理・保管する。

正解:2

消去法で考えれば大丈夫ですね。リスクマネジメントは事故を未然に防ぐことが重要です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-13

社会福祉法人が設置・運営、指定介護老人福祉施設のリスクマネジメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 サービス提供時に事故が発生した場合、損害賠償は市町村が行う。

2 事故のリスクを減らすために、利用者の飲酒・喫煙を禁止する。

3 事故後に家族に連絡・報告した書類を、インシデント報告という。

4 職員のプライバシーに配慮して、職員名は事故の記録に残さない。

5 事故が発生した場合、速やかに家族に連絡する。

正解: 5

社会福祉法人に限りませんよね。
あえて社会福祉法人として出題していることから、そこにひっかかって考えすぎてしまわないように。
シンプルに考えて正解です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-14

2009年度(平成21年度)「不慮の事故死亡統計」(厚生労働省)によると、高齢者の家庭内における不慮の事故による死亡は、窒息、溺死、(A)の順で多い。

(A)の予防として、適切なものを1つ選びなさい。

1 火災報知機を設置する。

2 滑りにくい床材を使用する。

3 介護者は手洗いを十分に行う。

4 液状の料理は、とろみをつける。

5 脱衣所と浴室の温度差をなくす。

※この問題、不適切問題として、受験者全員に1点が加点されています。
死亡が多いのは、溺死・窒息の順に多いので、逆になっています。

正解:2

Aにあてはまるものは 転倒・転落なので、2です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-15

ノロウイルス(Norovirus)による感染症に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 冬より夏に多い。

2 集団感染になることは少ない。

3 感染経路は、主に接触感染である。

4 消毒には、エタノール消毒液が有効である。

5 嘔吐物・便の処理には、マスクを着用する。

正解: 5

ノロウイルスの消毒は塩素系消毒、いわゆるハイターですね。
たぶん、はやりやすい時期での国家試験なので、時期的に回答しやすい問題ですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-16

介護職の腰痛予防に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 日ごろから、前傾中腰姿勢での介護を心がける。

2 長時間、座位の姿勢をとっても腰に負担がかからない。

3 腰痛予防の体操として、静的ストレッチングが効果的である。

4 シーツ交換時のベッドの高さは、介護職の腰より低くする。

5 介護職の体幹を45度程度ひねって介護する。

正解: 3

介護の仕事を長く続けるのであれば、腰痛予防は絶対に意識しましょう。

2014年12月05日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-1

重度の運動性失語症(motor aphasia)のある人のコミュニケーションを促進する方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ひらがなで筆談する。
2 言葉で話すように促す。
3 絵や写真など視覚化された情報を用いる。
4 ボタン操作で音声を入力できる機器を使うように促す。
5 二者択一の問いかけはしない。

正解:3

失語のパターンが運動性の失語と感覚性の失語で違いますので注意しましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-2

ICT(Information and Communications Technology : 情報通信技術)を使った介護記録と情報管理の留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 USBフラッシュメモリは、紛失や盗難の危険性が低い。
2 記録者以外が、入力したデータを修正してもよい。
3 データは気づいた時にバックアップ(backup)すればよい。
4 ウイルス対策ソフトを用いても、情報は漏れることがある。
5 パスワードは変更しない。

正解: 4


ウイルス以外にも情報漏えいの原因はありますよね。
介護福祉士の試験とは思えない内容の問題ですが、個人情報の管理も重要な業務です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-3

「ヒヤリ・ハット」事例を共有する目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 事故の予防
2 事故の分析
3 情報の公開
4 苦情への対応
5 管理者への報告

正解: 1

ヒヤリの先に潜む大きな事故の発生を未然に防ぐことがヒヤリハットの共有の意義ですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-4

同一施設内で他職種が参加して行うカンファレンス(conference)の運営について、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 取り上げる議題は、利用者の支援内容を確認することに限定する。
2 会議資料は、事前に配布しないのが原則である。
3 司会者は、介護支援専門員(ケアマネジャー)と決められている。
4 カンファレンス(conference)の場を、職員のスーパービジョン(supervision)の機会としてよい。
5 多くの職員が参加しやすいように、カンファレンス(conference)は勤務時間外に設定する。

正解: 4

カンファレンスを勤務時間内に設定すると利用者のケアに人手が足りなくなるからと
5を正解と考えた方もいるかもしれませんね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-5

次の事例を読んで、問題37、問題38について答えなさい。
[事例]
 Fさん(80歳、女性)は、2週間前に、リハビリテーション病院から介護老人保健施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症のため、構音障害と嚥下障害がある。また、よだれが流れて衣服が濡れてしまうことが多い。食事は、とろみをつけた刻み食を1人で摂取できるが、むせることが多い。介護職がFさんに「何を食べたいですか」と尋ねると、「おいうをあえあい」(「お肉を食べたい」の意味)という不明瞭な発話が返ってきた。

Fさんが「おいうをあえあい」と話した時の介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「正確に言いなおしてください」と促す。
2 「おにく」と自分が聞き取れた通りに繰り返す。
3 「口の体操をしましょう」と促す。
4 「よだれを拭いてください」とタオルを渡す。
5 「言いたいことをすべて書いてください」と言う。

正解: 2

聞き取るのって難しいですよね。
ある程度場面とか状況で判断して聞き取れている部分もありますよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-6

次の事例を読んで、問題37、問題38について答えなさい。
[事例]
 Fさん(80歳、女性)は、2週間前に、リハビリテーション病院から介護老人保健施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症のため、構音障害と嚥下障害がある。また、よだれが流れて衣服が濡れてしまうことが多い。食事は、とろみをつけた刻み食を1人で摂取できるが、むせることが多い。介護職がFさんに「何を食べたいですか」と尋ねると、「おいうをあえあい」(「お肉を食べたい」の意味)という不明瞭な発話が返ってきた。


Fさんの食事場面でのコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 絶えず話しかける。
2 メニューを説明する程度の声かけにとどめる。
3 急いで飲み込むように促す。
4 今までで、いちばん思い出に残る食事は何かを聞く。
5 一口ごとに、必ず水を飲むように促す。

正解: 2

嚥下障害がありますからね。

2014年12月06日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-7

次の事例を読んで、問題39、問題40について答えなさい。

[事例]

Gさん(50歳、女性)は母親Hさん(80歳)と二人暮らしである。Hさんは5年前に認知症(dementia)と診断され、通所介護(デイサービス)を利用している。Gさんの兄は、Gさん宅から車で1時間の場所に住んでいるが、仕事が忙しいという理由で、Hさんの介護は行っていない。この1週間、Hさんは深夜に家の中を歩き回り、ドアを叩くので、Gさんは眠ることができない。次の記述は、通所介護(デイサービス)の介護職とGさんの会話である。

介護職 :「Hさんは、今日、デイサービスで眠そうで、寝て過ごすことが多かったです」

Gさん  :「それで、母を起こしてくれましたか」

介護職 :「起こしましたが、すぐ寝てしまいました」

Gさん  :「デイサービスを利用しているのだから、昼間は眠らないようにしてくれないと、私が困ります。母から夜に何度も起こされるので私は眠れません。兄は、私が介護で大変なことを少しもわかってくれない。皆さんも私の大変さをわかってくれないのですね」


話を傾聴していることがGさんに伝わりやすい会話の仕方として、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 Gさんにいすを勧め、立って話を聴いた。

2 Gさんが話している時、目を閉じて話を聴いた。

3 Gさんの話す言葉を、正確に記録することに集中した。

4 Gさんに対面していすに座り、顔をまっすぐ見つめながら話を聴いた。

5 Gさんの話を、時々うなづいたりあいづちを打ちながら聴いた。

正解:5

傾聴の意味が分からなくてもわかりそうですね。
4と悩む方もいたかもしれませんが、
相手が感情的になっているのであればなおさら正対しないで、
角度をつけていた方がいいですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-8

次の事例を読んで、問題39、問題40について答えなさい。

[事例]

Gさん(50歳、女性)は母親Hさん(80歳)と二人暮らしである。Hさんは5年前に認知症(dementia)と診断され、通所介護(デイサービス)を利用している。Gさんの兄は、Gさん宅から車で1時間の場所に住んでいるが、仕事が忙しいという理由で、Hさんの介護は行っていない。この1週間、Hさんは深夜に家の中を歩き回り、ドアを叩くので、Gさんは眠ることができない。次の記述は、通所介護(デイサービス)の介護職とGさんの会話である。

介護職 :「Hさんは、今日、デイサービスで眠そうで、寝て過ごすことが多かったです」

Gさん  :「それで、母を起こしてくれましたか」

介護職 :「起こしましたが、すぐ寝てしまいました」

Gさん  :「デイサービスを利用しているのだから、昼間は眠らないようにしてくれないと、私が困ります。母から夜に何度も起こされるので私は眠れません。兄は、私が介護で大変なことを少しもわかってくれない。皆さんも私の大変さをわかってくれないのですね」

Gさんの訴えに対する介護職のかかわり方として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Gさんの話に反論せず、黙って聞く。

2 Gさんの考えに同意して、兄を非難する。

3 Gさんが頑張っていることを認め、さらに努力するように伝える。

4 Gさんの介護の大変さからくる感情に共感し、そのことを伝える。

5 Gさんがどのように大変なのかを質問し、不満の内容を特定する。

正解: 4

2014年12月09日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-1

生活支援を行う時の視点として、最も適切なものを1つ選びなさい

1 介護職の持つ知識より、経験を重視する。

2 利用者のできないことに焦点を当てる。

3 利用者の生活歴を理解して行う。

4 利用者が1人で生活行為ができることを目的として行う。

5 利用者の性生活に関する情報は考慮しない。

正解: 3

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-2

住環境と健康に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 シックハウス症候群(sick house syndrome)は、生活が不活発なために全身の機能が低下することをいう。

2 熱中症(heatstroke)は屋内でも発生する。

3 ヒートショックは、熱湯や熱風を浴びることで生じるやけどのことである。

4 ダニの死がいはアレルギー症状の原因にはならない。

5 浴室などのカビは健康に影響がない。

正解:2

熱中症や脱水の予防は近年注意喚起が盛んに行われているので、出題の可能性高いですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-3

Jさん(70歳、男性)は、右片麻痺があり、妻と二人暮らしである。週1回の通所介護(デイサービス)と、週1回の自宅での訪問介護員(ホームヘルパー)による入浴介助を受けている。移動は四脚杖歩行で、排泄と入浴は一部介助が必要である。Jさんは居住環境を整備して、できるだけ今の生活を維持しながら妻の負担を減らしたいと望んでいる。

Jさんに対する介護職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい

1 車いすで出入りできるようにトイレを広くする。

2 トイレでの排泄をやめて、寝室にポータブルトイレを置く。

3 浴槽の出入りをしやすくするために、リフトを設置する。

4 部屋の出入り口にある段差をスロープ(slope)にする。

5 トイレの中に手すりをつける。

正解: 5

4点杖での歩行が可能であれば、トイレの手すり設置で介護負担軽減できそうですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-4

経鼻経管栄養の利用者の口腔ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい


1 口腔から食物を摂取していないので、口腔ケアは不要である。

2 スポンジブラシは、したたるほど水を含ませて使用する。

3 経管栄養が終わってすぐの口腔ケアは避ける。

4 口腔ケアを始めるときに固定テープがはがれていたら、留め直す。

5 仰臥位で行う。

正解: 3

肺炎予防のためにも口腔ケアは重要です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-5

Kさん(85歳、女性)は、脳出血(cerebral hemorrhage)の後遺症で右片麻痺があり、施設に入所している。食事の時以外は、ベッドで寝ていることが多い。車いすに乗って介護職と一緒に散歩に行くことが楽しみである。

 Kさんの散歩の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 散歩の場所は介護職が決める。

2 散歩中に顔色や表情を確認する。

3 歩行しないので靴は用意しない。

4 急な下り坂は、前向きで下りる。

5 散歩の代わりにレクリエーションに参加してもらう。

正解: 2

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-6

ボディメカニクスを活用したベッド上の移動介護に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 臥位から座位への介護では、利用者の腰部を支点にする。

2 介護職の重心と利用者の重心との距離は、離れている方が良い。

3 利用者の身体とベッドの接する面積を狭くする。

4 水平移動では、介護職はベッドの端に両肘をつける。

5 腰痛予防のため、介護職は主に腕の筋力を活用する。

正解: 3

利用者とベッドの接する面積を狭くするというのは、
移動するのに、接する面積が大きくなれば抵抗も大きくなります。
一転だけが接していればそれを中心(支点)にてこの原理で
介護職も必要以上に力を入れる必要はなくなります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-7

歩行のための福祉用具に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 歩行器は、杖に比べて安定性がある。

2 歩行器型杖(ウォーカーケイン)は、歩行が比較的安定している場合に用いる。

3 シルバーカーは、自立歩行ができない場合に使用する。

4 ロフストランドクラッチ(Lofstrand crutch)は、関節リウマチ(rheumatoid arthritis)がある人に適している。

5 固定式歩行器は、左右のフレームを交互に持ち上げて使用する。

正解: 1

前回もロフスト杖についての出題ありましたよね。
福祉用具の活用方法についての出題は今年もありそうですね。
2年後くらいにはパワーアシストとかの介護ロボットでの出題もありそうですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-8

高齢者の身体機能の変化に対応した食事の提供方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 味覚の低下に対しては、調味料を多用する。

2 唾液分泌の低下に対しては、主食をパンにする。

3 腸の蠕動運動の低下に対しては、根菜類を積極的に取り入れる。

4 咀嚼力の低下に対しては、肉料理を控える。

5 口渇感の低下に対しては、酸味のある味付けにする。

正解: 3

繊維質の多い根菜類を積極的に取り入れると腸の蠕動運動が活発になります。
さつまいもなんか典型的な例といわれてますよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-9

食事介護の基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 立って介護する。

2 介護職に向けて食事を並べる。

3 初めにお茶や汁物で口の中を湿らせてもらう。

4 主菜を食べ終えてから、主食を食べてもらう。

5 全介助の場合は、2~3口ごとに飲み込んだことを確認する。

正解: 3

誤嚥予防のために必要ですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-10

慢性腎不全(chronic renal failure)の人の食事について、正しいものを1つ選びなさい。

1 砂糖を控える。

2 肉や魚を控える。

3 みそ汁を毎食とる。

4 乳製品を毎食とる。

5 野菜は生でサラダにする。

正解: 2

慢性腎不全の場合はカリウムの多い食材を避けます。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-11

右片麻痺があり一部介助があれば歩行できる利用者の入浴介護として、適切なものを1つ選びなさい。


1 浴室内では、介護職は利用者の左側に付き、腕と腰を支えながら一緒に移動する。

2 浴室の出入り口に一段の段差がある場合は、左足から下がり、右足から上がる。

3 浴槽に入るときは、まず右足を入れ、次に左足を入れる。

4 浴槽から出るときは、浴槽の縁やバスボードにいったん座る。

5 介護職が利用者の全身を洗う。

正解: 4

右片麻痺がありますので、右側の患側保護を意識できれば、
大丈夫ですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-12

手浴・足浴に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。


1 手浴は、温めて手指を動かすことで拘縮の予防につながる。

2 手浴は、寝た姿勢のままで行う方が良い。

3 足浴は、眠気がとれて覚醒する。

4 足浴は、冬場は寒いので避ける。

5 手浴・足浴の時間は、長いほど良い。

正解: 1

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-13

Lさん(79歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。右片麻痺、両変形性膝関節症(knee osteoarthritis)がある。トイレまでの移動が困難になってきたため、夜間は、ポータブルトイレを使用することになった。座位保持は可能である。居室は個室で、ベッドを使用している。
 Lさんへの対応として、適切なものを1つ選びなさい。

1 ポータブルトイレは、利用者の健側(右側)に置く。
2 ベッドの高さより、低い座面のポータブルトイレを選ぶ。
3 ベッドにスイングアーム介助バーを設置する。
4 夜間はズボンを履かず、下着だけとする。
5 排泄物は、朝、まとめて片づける。

正解: 3

介助バーはベッド柵の端が折れ曲がるようになっていて、
開いて固定すると、立ち上がりがしやすくなります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-14

下痢が続いている要介護高齢者への対応に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 水分摂取を控える。
2 肛門周辺の皮膚を強く拭く。
3 温めた牛乳を提供する。
4 下痢以外に訴えがないので、ようすを見る。
5 排泄物は感染源として取り扱う。

正解: 5

これはノロウイルスを想定した感染予防と脱水予防という両面から出題頻度の高そうなケースですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-15

クーリング・オフに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 デパートで購入した洋服は、どのような場合でもクーリング・オフできる。
2 訪問販売のクーリング・オフ期間は、10日間である。
3 訪問購入のクーリング・オフ期間は、5日間である。
4 通信販売の場合、クーリング・オフできない。
5 訪問販売でのリフォーム工事は、工事完了後はどのような場合でもクーリング・オフできない。

正解: 4

クーリングオフについての出題は今年もあるかもしれませんが、
とりあえず、消費生活センターについては名前だけでも頭に入れておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-16

洗濯に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 血液などのタンパク質の汚れには、高温での洗濯が効果的である。
2 淡色のものを洗うときには、蛍光増白剤の入った洗剤を使用する。
3 洗剤は、多く使用すればするほど汚れがよく落ちる。
4 水洗いできるウール・絹には、液体酸素系漂・注ワを用いる。
5 ドライクリーニングは、主に水溶性の汚れを落とすのに適している。

正解: 4

このあたりは範囲が広いので、正解できたらラッキーと思い、
捨ててしまうのも一つですよね。
介護福祉士に求められる役割が生活援助・家事援助という内容から
より高度な介護技術(医療的ケアも含めて)にシフトしていることから、
試験問題で多数出題されるようなところまでは求められないのではないかと思います。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-17

Mさん(78歳、男性)は、一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)があり、薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが、配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、食事の外に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており、前日の薬をのみ忘れていた。
 訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
2 「のみ忘れたお薬は、まとめてのみましょう」と服薬を促す。
3 「お菓子はだめですよ」と注意して、お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
4 「何がお好きですか」と尋ね、制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
5 「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。

正解: 4

普通に考えればできそうですね。最後にオチのある選択肢のようで、
これを試験中に見て吹き出しそうになるくらいの気持ちの余裕はほしいですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-18

認知機能が低下している利用者が、深夜、不眠で施設の廊下を歩き回っている。この利用者への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 部屋に戻り、寝るように促す。
2 いったん座るように促して、話を聞く。
3 納得するまで1人で歩いてもらう。
4 睡眠薬の服用を促す。
5 すぐ、同室者に話を聞く。

正解: 2

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-19

介護老人福祉施設での終末期の事前の意思確認として、適切なものを1つ選びなさい。

1 90歳を超えれば、事前の意思確認は必要ない。
2 本人が意思表示できれば、家族の意向は確認しない。
3 入所時の意思を尊重して変更しない。
4 介護職が、医療処置の範囲を説明して了解を得る。
5 確認した内容を書面にする。

正解: 5

第26回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-20

施設での終末期介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 マッサージや好きな音楽の鑑賞は、疼痛や不安の緩和に有効である。
2 死への恐怖を訴えた場合、それを否定する。
3 清拭を家族が行うことは避ける。
4 食事はカロリー摂取に重点を置く。
5 使用薬剤の特徴は把握しなくてもよい。

正解: 1

看取りケアについては今回も出題されると思われます。

2014年12月10日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-1

介護過程に関する記述のうち、最も適切のものを1つ選びなさい。

1 介護職の経験に基づく実践の方法を、文章化することである。

2 ケアプランを立案することである。

3 施設などで集団のケアを実践することである。

4 介護の目標を実現するための、客観的で科学的な思考と実践の過程のことである。

5 介護職が望む、よりよい生活を実現することである。

正解: 4

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-2

利用者Nさんの主観的情報を介護職が記録したものとして、適切なものを1つ選びなさい。


1 Nさんは、「何となく気持ちが悪い」と言った。

2 Nさんは、息づかいが荒く苦しそうだ。

3 Nさんは、主食を半分、副食を全量摂取した。

4 Nさんは、休むことなく廊下を3往復した。

5 Nさんは、朝の体温が37.5度で高めだった。

正解: 1

客観的事実と主観的な情報とはきっちり分けられるように、
誰がどう言ったかのをわかるように記録することですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-3

生活上の課題に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。


1 課題が複数ある場合は、優先順位をつける。

2 潜在的なものは取り上げない。

3 問題解決思考では明暗化できない。

4 個人因子による課題よりも環境因子による課題を優先する。

5 課題を抽出するためには、1つの情報を解釈すればよい。

正解: 1

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-4

介護計画の立案に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。


1 今までの生活習慣は考慮しない。

2 実施方法は抽象的に表現する。

3 介護職の意向を優先する。

4 利用者と家族の意向を反映する。

5 計画の見直しの時期は決めない。

正解: 4

普通に考えたら当りまえのことを言っている問題ですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-5

介護記録に関する記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 予測できることは事前に記録する。

2 家族の言動は記録しない。

3 介護職が判断した内容も記録する。

4 利用者の気持ちを憶測して記録する。

5 介護計画どおりに実施した場合は記録しない。

正解: 3

これも記録に関する問題ですね。
多職種連携など、情報共有が重要になっていく上で
きちんと記録ができていることは国家資格保持者として最低限できていなければいけないことですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-6

介護計画の評価に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。


1 責任者は、介護支援専門員である。

2 短期目標は、評価の際の基準になる。

3 利用者と家族の意向は参考にしない。

4 決められた日以外に行うことはない。

5 結果を重視して、実践過程は評価しない。

正解: 2

「利用者と家族の意向は参考にしない」という問題の選択肢がこれ以前にも出てきていますが、
そもそもこの選択肢が出てきたらダウトですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-7

次の事例を読んで、問題67、問題68について答えなさい。

<事例>

 Sさん(65歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。脳梗塞の後遺症として、右片麻痺があり、認知症がある。普段の体温は36度、血圧は140/80mmHG程度で安定している。認知症の症状に波があり、良い時と悪い時がはっきりしている。ろれつが回らず言葉がはっきりしない、ちょっとしたことで泣いたり、急に怒り出したりするときもある。

 上着は自分で着ることができるが、ズボンの上げ下げに時間がかかる。トイレに行きたいとたびたび訴えるが、間に合わずに漏らしてしまうこともある。膀胱・尿道に疾患や障害はない。便秘のため座薬が処方されているが、本人は嫌がっている。また、下着が汚れることを気にして、水分をあまりとろうとしない。

介護目標として、「便秘が改善する」ことを掲げた。

問題67 Sさんに関する情報の解釈として、最も適切なものを1つ選びなさい。


1  着衣失行がある。

2  構音障害がある。

3  更年期障害がある。

4  体温調節機能障害がある。

5  パーソナリティ障害がある。

正解: 2

それ以外にもいろいろと課題は書かれていますが、
このなかで該当するのは構音障害ですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-8

次の事例を読んで、問題67、問題68について答えなさい。

<事例>

 Sさん(65歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。脳梗塞の後遺症として、右片麻痺があり、認知症がある。普段の体温は36度、血圧は140/80mmHG程度で安定している。認知症の症状に波があり、良い時と悪い時がはっきりしている。ろれつが回らず言葉がはっきりしない、ちょっとしたことで泣いたり、急に怒り出したりするときもある。

 上着は自分で着ることができるが、ズボンの上げ下げに時間がかかる。トイレに行きたいとたびたび訴えるが、間に合わずに漏らしてしまうこともある。膀胱・尿道に疾患や障害はない。便秘のため座薬が処方されているが、本人は嫌がっている。また、下着が汚れることを気にして、水分をあまりとろうとしない。

介護目標として、「便秘が改善する」ことを掲げた。

問題68 介護目標に対する支援方法の記述として、適切なものを1つ選びなさい。

1  緩下剤の服用を促す。

2  水分を多めに摂取する。

3  朝食後、トイレで便座に座る。

4  ストレッチ体操を一部介助する。

5  朝食前に、腹部を10~20回、時計回りにマッサージする。

正解: 2

体操することもマッサージも、まったくの不正解とは言えませんが、
水分を嫌がるということから、水分を多めに摂取するが正解ですね。

2014年12月13日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-1

高齢者の年齢に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 高齢社会とは、全人口に占める70歳以上の人口の割合が14%以上の社会をいう。

2 後期高齢者とは、75歳以上の高齢者をいう。

3 普通自動車対応免許を有する65歳以上の者は、その運転する自動車に指定の標識をつける義務が生じる。

4 介護保険制度で第2号被保険者になる年齢は、65歳以上である。

5 「高齢者虐待防止法」では、60歳以上を高齢者としている。

注)「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。

正解: 2

後期高齢者は75歳以上です。
ちなみに、65~75歳の方でも一定の障害がある方は
後期高齢者医療制度の対象になります。
よく、60代の方で、俺はまだ後期高齢者じゃないと怒っている方もいます。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-2

Aさん(73歳、男性)は、最近、電話番号が覚えられないとこぼすようになった。自宅へ電話するときは間違えないが、普段はあまり電話しないような場所にかけるときは、メモを見て一つ一つの数字を確認しながらでないと番号を間違えることが多い。受診したが認知症(dementia)ではないと言われた。

障害されている記憶として、正しいものを1つ選びなさい。

1 短期記憶

2 エピソード記憶

3 意味記憶

4 手続き記憶

5 遠隔記憶

正解: 1

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-3

2010年(平成22年)の「国民生活基礎調査」で示されている、介護が必要となった主な原因として、最も多いものを1つ選びなさい。


1 心疾患(heart disease)

2 呼吸器疾患(respiratory disease)

3 骨折(fracture)・転倒

4 脳血管疾患(cerebrovascular disease)

5 認知症(dementia)

正解: 4

このデータをご参照ください。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-4

高齢者の疾患の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。


1 症状が定型的である。

2 うつ症状は伴わない。

3 複数疾患の合併は少ない。

4 環境因子の影響を受けにくい。

5 生活の質(QOL)への影響が大きい。

正解: 5

まぁ、普通に考えれば出来そうな問題ですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-5

肝疾患(liver disease)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 A型肝炎(hepatitis A)は、輸血後に発症することが多い。

2 B型肝炎(hepatitis B)は、慢性肝炎(chronic hepatitis)になることはない。

3 C型肝炎(hepatitis C)は、進行すると、肝硬変(liver cirrhosis)、肝がん(liver cancer)へと病態が変化していくことが多い。

4 E型肝炎(hepatitis E)は、日本国内のウイルス肝炎(viral hepatitis)の大部分を占める。

5 アルコール性肝障害(alcoholic liver injury)は、肝硬変(liver cirrhosis)に進行することはない。

正解: 3

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-6

パーキンソン病(Parkinson disease)の代表的な症状として、正しいものを1つ選びなさい。


1 振戦

2 筋弛緩

3 多動

4 下痢

5 高血圧

正解: 1

安静時振戦はパーキンソンの代表的症状ですね。

4大症状はそれ以外に、無動・固縮・姿勢反射障害です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-7

心房細動(atrial fibrillation)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 合併症として脳出血(cerebral hemorrhage)が多い。

2 75歳以上では、ワルファリン(warfarin)などの投与を避ける。

3 頻脈になることが多い。

4 80歳以上では、有病率は1%以下である。

5 高血圧とは関連がない。

正解: 3

ワルファリンって、ワーファリンのことですが、飲んでる方も多いからわかりますよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:発達と老化の理解-8

Bさん(76歳、男性)は、30年以上前から糖尿病(diabetes mellitus)があり、朝食の前に血糖降下薬を内服している。薬剤や用量は5年前から変更はなく、医師からは、インスリン(insulin)の分泌を増やす薬であると説明されている。また、糖尿病(diabetes mellitus)の影響で、だんだんと腎臓の機能が悪くなっているともいわれている。Bさんは、「最近、夕方になるとひどくおなかが空き、『ふわふわする』と感じる。今日も同じような感じがあったが、クッキーを1つ食べたら良くなった」と言った。

Bさんへの介護職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。


1 クッキーなどの甘いものは食べないように、助言する。

2 早めに主治医に相談するように、助言する。

3 めまい外来を受診するように、助言する。

4 1週間ほど経過をみるように、助言する。

5 午後に運動を増やすように、助言する。

正解: 2

低血糖ですよね。
薬の調整が必要なので、主治医に相談しましょう。

2014年12月15日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-1

リアリティ・オリエンテーション(reality orientation)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 現実の感覚や認識を確認して、見当識に働きかける療法である。
2 認知症(dementia)の人に特化したコミュニケーションの方法である。
3 思い出を語り合うグループワークである。
4 主体的な生活を獲得するための作業療法である。
5 動物を介在させる療法である。

正解: 1

リアリティ・オリエンテーションって、はじめて聞いたという人も多かったのではないでしょうか。
見当職障害を改善するために、季節やご自身に関する個人情報など当たり前の情報を繰り返し
伝えていくということです。

2014年12月17日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-2

せん妄(delirium)の危険因子として、正しいものを1つ選びなさい。

1 睡眠過多
2 ビタミンC欠乏
3 多血症(polycythemia)
4 高熱
5 喫煙

正解: 4

高熱から脱水症状などを引き起こし、せん妄が起こる危険性があります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題-3

Cさん(66歳、女性)は、レビー小体型認知症(dementia with Levy bodies)を発症して、介護老人福祉施設に入所することになった。喫煙歴や高血圧症を発症して、介護老人福祉施設に入所することになった。喫煙歴や高血圧症(hypertension)、糖尿病(diabetes mellitus)、脂質異常症(dyslipidemia)の既往はない。
 入所中のCさんに認められる状態として、最も可能性の高いものを1つ選びなさい。

1 施設内で、迷子になったり徘徊したりする。
2 他の入所者のものを盗んだり、人に迷惑をかけたりする。
3 日常の動作が遅くなったり、転倒したりする。
4 四肢に麻痺が出現する。
5 舞踏病様運動が出現する。

正解: 3

レビー小体病の症状としてはまずパーキンソニズムをチェックしておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-4

若年性認知症(dementia with early onset)の記述として、適切なものを1つ選びなさい。

1 40歳以下で発症する認知症(dementia)のことである。
2 罹患率は、男性より女性の方が高い。
3 飲酒が原因のものは含まれない。
4 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)が含まれる。
5 血管性認知症(vascular dementia)は含まれない。

正解: 4

過度な飲酒が原因となって引き起こされるものもあります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-5

成人の認知機能を評価する方法の中で、口頭での回答と図形の模写などで簡便に行えるものとして、適切なものを1つ選びなさい。

1 Functional Assessment Staging(F A S T)
2 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
3 Mini-Mental State Examination(MM S E)
4 ビネー式知能検査
5 Clinical Dementia Rating(C D R)

正解: 3

ミニメンタルステート検査についてはこちらをご覧ください。

2014年12月19日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-6

認知症(dementia)において、意欲低下と同時に認められる症状として、適切なものを1つ選びなさい。

1 希死念慮
2 罪悪感
3 幻覚
4 収集癖
5 無関心

正解: 5

収集癖や幻覚などがみられるのはそのあとですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-7

認知症(dementia)の行動・心理症状(B P S D)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 傘立ての傘を人間と間違えるのは、幻視である。
2 感情を抑えられないのは、感情失禁である。
3 食欲が異常に亢進するのは、異食である。
4 夕方になると傾眠状態になるのは、夕暮れ症候群である。
5 目的もなくあちこち歩くのは、常同行動である。

正解: 2

1は幻覚ですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-8

認知症(dementia)の妻が介護者である夫に対して、「夫が帰ってきます。お帰りください」と、言うようになった場合、妻の症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 実行機能の障害
2 失行
3 意識混濁
4 見当識障害
5 エピソード記憶の障害

正解:4

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-9

認知症疾患医療センターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症患者が入院できる精神科病院のことである。
2 認知症専門医と作業療法士の配置が義務づけられている。
3 認知症(dementia)の人の要介護認定を行う。
4 認知症(dementia)の人の成年後見人を選ぶ。
5 地域の認知症医療の連携を強化する役割をもつ。

正解: 5

認知症疾患センターは今後の認知症ケアで
重要な位置づけになっていますので、とくに覚えておきましょう。
重要なのは早期診断・初期対応を行うことや、地域のかかりつけ医をサポートするという部分ですかね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:認知症の理解-10

Dさん(45歳、女性)は、認知症(dementia)で被害妄想のある母親を引き取って同居を始め、1か月が経過した。最近、Dさんは、「この苦労は体験した人でないとわからない。誰にも愚痴をいえないが、どうしたらいいか」と言うようになった。

 Dさんの相談に対する介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 かかりつけ医に相談するように勧める。
2 母親を施設へ入所させてはどうかと勧める。
3 家族介護者の会を紹介する。
4 介護教室で介護技術を学ぶように勧める。
5 誰でもそう思う時期があると慰める。

正解: 3

4の介護教室もいろいろありますので、
認知症についての教室なんかもやっています。
4でも場合によっては明らかな間違いとは言えないでしょうけれど。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-1

ICIDH(International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps : 国際障害分類)からICF(International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)への変遷に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 ICIDHは、機能・形態障害の分類が不十分という指摘があった。

2 医学モデルから社会モデルへの転換として、ICFを位置づけた。

3 ICIDHは、身体障害に適合できない部分があるという批判があり、ICFが開発された。

4 ICIDHにおける能力障害を、ICFでは参加制約に置き換えた。

5 ICIDHよりも、環境及び環境と個人の相互作用を重視したモデルとしてICFが提案された。

正解: 5

ICFについては毎年必ず出題されています。
ラッキー問題です。チェックしておきましょう。

詳しくはこの記事をチェックしておきましょう

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-2

ソーシャルインクルージョン(social inclusion)の理念として、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 すべての人を社会の一員として包み込み、共に支えあう。

2 同年代の障害がない人の生活と同じような生活ができるように援助する。

3 必要な支援を受けながら、自分の生活を選択し決定する。

4 問題解決能力を抑圧された人々の主体性を回復する。

5 奪われたすべての権利を回復し、その人にふさわしい生活を取り戻す。

正解: 1

インクルージョンって最近よく使われる「包括」って意味です。
ひっくるめて という言い方が一番わかりやすいのかな。

2014年12月20日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-3

免疫力が低下したHIV(human immunodeficiency virus)感染者の生活上の留意点に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。


1 火を通さない生ものを積極的に摂取する。

2 他者の皮膚に直接手で触れることは避ける。

3 びらんを防ぐために、肛門周囲を清潔に保つ。

4 日和見感染を防ぐために、日光に当たらない。

5 口腔内出血を防ぐために、口腔ケアは行わない。

正解: 3

HIVウイルス感染者というのが介護業務の中で日常的に接する機会は
かなり限定されるのですが、
ときどき出題されますよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-4

知的障害のある人のライフステージ(life stage)に応じた支援に関する次の
記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 乳児期には、身体的な成長と精神的な成長のアンバランスに配慮する。

2 幼児期には、将来の就職を考えた自立プログラムを提供する。

3 成人期には、家族の障害受容を支援する。

4 壮年期には、親と死別した後の生活への適応を支援する。

5 老年期には、障害者福祉サービスの利用を支援する。

正解: 4

もちろん、親が存命の時から、親亡き後の生活をイメージできるように
準備していくことが大切です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-5

自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)のあるEちゃん(5歳)とのコミュニケーションとして、適切なものを1つ選びなさい。

1 「水筒にもっとたくさん水を入れてね」

2 「Eちゃんがいい子にしていたら、遊園地に連れて行ってあげます」

3 「手を洗って、ご飯を食べて、歯を磨いてから遊園地に行こうね」

4 「片付けが終わらないと、遊園地に連れて行きませんよ」

5 「Eちゃんは、これから遊園地に行きます」

正解: 5

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-6

Fさん(55歳、男性)は、1年前に筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)と診断された。以前よりも、両上下師の筋力低下が進み、日常生活にも介助が必要となってきた。現在は、壁を伝いながら、妻の介助でどうにか歩行は可能である。からだを起こすと血圧が低くなり呼吸が苦しくなるため、「何もしたくない」と自宅の中だけで過ごすことが多い。 介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 血圧低下を治療する。

2 妻に病状の進行を説明する。

3 人工呼吸器の装着を促す。

4 安楽な体位を工夫する。

5 運動・体操を指導する。

正解: 4

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-7

慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)の人の日常生活上の留意点として、適切なものを1つ選びなさい。

1 入浴では、お湯の温度を高めにする。

2 着替えをするときには、腕を高く上げない。

3 立ち上がるときには、息を止める。

4 和式トイレを使用する。

5 低カロリーの食事を摂取する。

正解: 2

腕を高く上げることで息苦しさが増します。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-8

リハビリテーションの専門職の業務として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 言語聴覚士は、嚥下訓練を行う。

2 義肢装具士は、義肢を処方する。

3 視能訓練士は、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の評価を行う。

4 作業療法士は、知的障害者の疾病予防や健康づくり支援を行う。

5 理学療法士は、精神障害者の社会復帰の相談援助を行う。

正解: 1

言語聴覚士という名称から混同しやすいのですが、
言語機能の訓練だけでなく、嚥下の訓練も行いますので、
口の機能のリハビリのスペシャリストとして覚えておいた方がいいですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-9

Gさん(24歳、男性)は、父親と同居している。半年前に統合失調症 (schizophrenia)を発症し、3か月精神科病院に入院した。現在は仕事を休み、服薬を続けながら、ホームヘルプサービスを利用し、自宅療養中である。日中はほとんど働くことができず、一日中寝ていることもある。父親はGさんに「どうして仕事ができないのか」、「薬に頼ってばかりではいけない」と言い、Gさんは父親に言われるたびに落ち込んでいる。父親に対する介護職の支援として、適切なものを1つ選びなさい。

1 以前のように仕事ができると信じていることを、Gさんに伝えるように勧める。

2 薬の管理を父親が行うように勧める。

3 家族心理教育プログラムへの参加を勧める。

4 Gさんを誘って気晴らしに旅行するなどの娯楽を勧める。

5 規則正しい生活をするように、Gさんを励ますことを勧める。

正解: 3

理解が進むよう、家族の支援をすることがとても重要ですね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:障害の理解-10

レスパイトケア(respite care)の目的として、適切なものを1つ選びなさい。


1 利用者の身体的安静を確保すること。

2 介護を担う家族に休養を提供すること。

3 介護職に休息を提供すること。

4 利用者のリハビリテーションの機会を確保すること。

5 介護を担う家族の経済的負担を軽くすること。

正解: 2

サービス問題かな。
介護職も休む時はしっかり休んでください。

2014年12月25日

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-1

生理的欲求に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 経験や学習から獲得される欲求のことである。

2 ホメオスタシス(homeostasis)の働きによって制御される。

3 他者からの承認などの欲求である。

4 マズロー(Maslow, A.H)の欲求階層説では上位に位置する。

5 社会的・情緒的満足との関係が深い。

正解: 2

マズローの欲求階層などはよく出題されますね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-2

ランゲルハンス島を有する臓器として、正しいものを1つ選びなさい。


1 心臓

2 肝臓

3 腎臓

4 脾臓

5 膵臓

正解: 5

ランゲルハンス島は世界地図をいくら探しても出てきません。
村上春樹のエッセイで「ランゲルハンス島の午後」という話がありますが、
架空の島を舞台にしているんですね。


ランゲルハンス島の午後 (新潮文庫)
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第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-3

心拍数が減少する要因として、正しいものを1つ選びなさい。

1 精神的緊張

2 怒り

3 体温の上昇

4 睡眠

5 激しい運動

正解: 4

心拍数の減少なので、このなかで該当するのは4だけですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-4

唾液に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 1日に3Lほど分泌される。

2 小唾液腺には、耳下腺、舌下腺及び顎下腺がある。

3 唾液に含まれる水分は、50%程度である。

4 唾液には、消化酵素が含まれる。

5 唾液分泌中枢は、小脳にある。

正解: 4

唾液の中の消化酵素が食べ物を分解して吸収しやすくしてくれます。
加齢に伴い、一般的に唾液の分泌量が減ります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-5

皮膚に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 表面は無菌である。

2 ビタミンB(Vitamin B)の産生にかかわる。

3 表面は弱酸性である。

4 表皮に汗腺がある。

5 エクリン腺は、体臭の原因となる。

正解: 3

これは難しいですよね。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-6

疾患に伴う歩行の特徴として、正しいものを1つ選びなさい。

1 パーキンソン病(Parkinson disease)では、小刻み歩行がみられる。

2 筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)では、失調性歩行がみられる。

3 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)では、小振り歩行がみられる。

4 変形性膝関節症(knee osteoarthritis)では、間欠性破行がみられる。

5 脊柱管狭窄症(spinal stenosis)では、動揺性歩行がみられる。

正解: 1

パーキンソンの典型的な症状は必ず押さえておきましょう。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-7

栄養素に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 糖質は、細胞質の主成分となる。

2 脂質は、ホルモン(hormone)の原料となる。

3 カリウム(K)は、血圧を上げる。

4 ビタミンA(Vitamin A)は水溶性である。

5 ビタミンE(Vitamin E)は、腸管からのカルシウム(Ca)の吸収を促進する。

正解: 2

栄養の問題は苦手、という方も多いと思います。
出題頻度は少なく、的も絞りにくいので、
時間がなければ最初からあきらめてしまった方が得策です。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-8

入浴を避けるべき状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 胃ろうカテーテル留置

2 全介助

3 褥瘡

4 食事の直後

5 尿道カテーテル留置

正解: 4

在宅での医療的ケアを推進したそうな出題者の意図が
ビシビシと伝わってきますね・・・。
なんとなく出題者側の気持ちを考えてみると、正解が見えるときもあります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-9

高齢者の睡眠の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。


1 夜間の睡眠時間が長くなる。

2 ノンレム睡眠の時間が増える。

3 中途覚醒が多くなる。

4 眠りが深くなる。

5 早朝覚醒が少なくなる。

正解: 3

よく言いますよね。夜中に何回トイレに起きたとか。
睡眠が浅くなり、中途覚醒が多くなります。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-10

終末期において、死亡直前にみられる身体の変化として、正しいものを1つ選びなさい。


1 筋肉の硬直

2 皮膚の死斑

3 尿量の減少

4 関節の硬直

5 角膜の混濁

正解: 3

「死亡直前」です。
尿量が少なくなり、手足などむくみます。

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-11

認知症(dementia)の人によくみられる排尿障害として、正しいものを1つ選びなさい。


1 溢流性尿失禁

2 腹圧性尿失禁

3 心因性頻尿

4 切迫性尿失禁

5 機能性尿失禁

正解: 5

失禁の種類は覚えておきましょう。
   (1)腹圧性尿失禁  
   (2)切迫性尿失禁
   (3)溢流性(いつりゅうせい)尿失禁
   (4)機能性尿失禁

第26回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-12

Hさん(75歳)は、妻と二人暮らしであったが、最近、妻が亡くなった。その後、Hさんは親戚や知人とも会わずに、自室にこもっていることが多くなった。また、夜間は妻が使っていたタンスの前に座ったり、台所で妻の好きだった食器を出したりして家の中をうろうろしている。妻と死別後のHさんの夜間の行動を説明する悲嘆反応として、適切なものを1つ選びなさい。

1 探索行動

2 否認

3 敵意

4 無関心

5 恐怖

正解: 2

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