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2014年03月 アーカイブ

2014年03月02日

いよいよ第26回介護福祉士実技試験当日。最終チェックのポイントは?

いよいよ介護福祉士国家試験実技の当日です。
準備はいかがでしょうか。

いくつかチェックポイントを紹介します。
最終確認しておきましょう。

1.麻痺側がどちらかを意識しましょう
これまでの試験は必ず片麻痺の方が対象になっていました。
介助の際は患側を保護すること、
物を渡す時は健側に渡すこと、
健側側から話しかけることなど、
必ず意識をしましょう。

2.動作の順番を整理しましょう
物品を動かすのであれば何から動かすのか、
何を最初に介助するべきか、
もし先にすべき優先順位を間違えたとしても、
そこで慌てて利用者(モデル)を放置しないよう、
利用者がかならず安全・安楽な状態にあることを確認してから、
別の動作に入りましょう。

3.車いすのブレーキはしましたか?
これ確実に危険行為にとられるので、注意しましょう。
 
4.体調の確認をしましたか?
とにかく何をするにもまず最初は体調確認です。
ご気分悪くないですか?と確認するようにしましょう。

5.あわてない
とにかく、焦らないことです。
完璧な介助ができなかったとしても、
全ての介助動作が完了しなかったとしても、
マイナスポイントが少なければ合格できる試験です。
原点になる地雷を踏まないよう、確認しながら介助を行いましょう。

6.待ち時間に何をする?
とにかく待ち時間が長いので覚悟しましょう。
試験が終わった後も缶詰にされます。
事前に読む参考書を持ち込むほか、
終わった後に読む本(暇つぶし用のもの)なども持って出かけましょう。

試験終了後にはこのブログを通して、
試験問題の確認、チェックポイント(減点ポイント)の確認をしたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。

第26回介護福祉士国家試験実技はまさかの全盲ケース!

介護福祉士実技試験が行われていますが、
午前中組の方が試験を終えて報告をされています。

詳細な試験問題は後程公開しますが、
全盲の方の移動支援・段差の注意促しやクロックポジションでの説明などが課題上のポイントとなりそうですね。
視覚障害・全盲というケースで、予想外といった声が多く聞かれています。

第26回介護福祉士国家試験実技試験(全盲・移動介助)。

問題(実技試験)

遠藤ミツさん(80歳)は、2か月前に視力を失い、生活全般に一部介助を必要としています。
遠藤さんは、食事に行く準備を整え、身だしなみを気にしています。
居室のいすに座っている遠藤さんを食堂まで歩行介助して下さい。
そして、遠藤さんが食卓について、スプーンを持つまでの介助をしてください。
本日の献立は、カレーライスです。
遠藤さんの返事は、「はい」または、うなずくだけです。
(モデルは、アイマスクを着用しています。)
(試験時間は5分です)

今回の実技試験では視覚障害・全盲のケースでの出題となりました。
これまでの傾向通り片麻痺の介助の対策をしていた人にとっては、
意表を突かれた出題でした。

まず、減点になりそうなポイントを整理しましょう。

1.身だしなみの確認
→身だしなみを整えることについて声掛けしたか。
→ボタンのかけ違いがあるので、それを伝えることが出来たか。

2.事前説明
→どこに行って何をするか、伝えることが出来たか

3.歩行介助
→半歩先に立ち、肘をつかんでもらって歩行してもらうことが出来たか
→進む方向などを伝えることが出来たか

4.座位の介助
→どこにいすがあるか、テーブルやいすを触ってもらうなどができたか

5.手渡し
→おしぼりを渡すことが出来たか

6.クロックポジションの説明
→クロックポジションに配置し、それを説明できたか。
→テーブルの上にあるものを触ってもらって確認してもらったか

それに加えて、それぞれの行動の前に体調確認をすることが出来たかなど、
重要なポイントはこういった部分になってくるのではないでしょうか。
もちろん、食事という楽しみの時間になるので、
食事がおいしく感じられるような声掛けをするということも大切ですよね。


視覚障害の問題なんて出たことがない。
・・・というわけではなく、実は第5回の実技試験は視覚障害の問題でした。

田中花子さん(87歳)は、最近急に視力を失いました。
まひなどはありませんが、歩行には介助が必要です。
昼食時間なので、ベッドに寝ている田中さんを矢印に沿って食卓まで歩行介助し、
いすに腰掛けさせてください。
その後食事が自分で食べられるように準備して説明してください。

この問題と非常に似ている内容ですね。
いずれも最近になって視力を失っているということが重要ですので、
そのあたりを念頭に入れながら、どの程度の介助が必要なのかを
イメージすることが出来ればと思います。

みなさんの感触はいかがでしたか?

2014年03月27日

第26回介護福祉士国家試験合格発表。合格基準は?不適切問題は?

いよいよ、今日。第26回介護福祉士国家試験の合格発表が行われます。
発表は公益財団法人社会福祉振興試験センターのホームページで行われます。
合格発表の公開はこちら。

社会福祉振興・試験センター

発表は午後2時からの予定になっていますが、
午後2時前後は
アクセスが集中するためつながりにくくなることが予想されます。
外出先からスマホなどで確認しようとしてもなかなかつながらない場合が多くなります。

一緒に受験をした友人にいっしょに確認してもらったり、
時間をずらして確認するのもいいかと思います。

みなさんの努力が実ることを願っています。

また、合格率や合格基準点や不適切問題などについても気になるところです。
今回の試験の総括や次年度以降の対策などもまたこのホームページでお知らせいたします。

2014年03月28日

第26回介護福祉士国家試験の合格基準点は68点。合格率は64.6%。

介護福祉士国家試験の合格発表が行われました。

合格基準点や合格率の発表も同時に行われましたが、
合格基準点は68点でした。
もう少し高めの点数になるのかとも思いましたが、
前回試験と比べて1点低くなります。

合格率ですが、64.6%と過去数年で比較してもかなり高い合格率になります。
154,390人の受験者のうち、99,689の合格者が出たということになります。
9万人を超える合格者が出たのは今回が初めてですが、
それだけ介護福祉の人材が不足しているということで、
基準点をこれまでと比較してゆるめに設定したということでしょう。

今日、合格という結果を手にした方、
残念な結果に終わった方、
また明日から、介護という舞台でみなさんが輝けるよう応援しています。

第26回介護福祉士国家試験、問30は不適切問題!

介護福祉士試験の合格発表と併せて、不適切問題の報告がありましたので、掲載します。



問題 30

2009年度(平成 21年度)「不慮の事故死亡統計」(厚生労働省)によると,高齢者の家庭内における不慮の事故による死亡は溺死,窒息,「A」の順で多い。

「A」の予防として,適切なものを 1つ選びなさい。

1 火災報知器を設置する。
2 滑りにくい床材を使用する。
3 介護者は手洗いを十分に行う。
4 液状の料理は,とろみをつける。
5 脱衣室と浴室の温度の差をなくす。

第26回介護福祉士国家試験における正答の取扱いについて
採点上の取扱い

全員に得点する。


理由

2009年度(平成 21年度)「不慮の事故死亡統計」(厚生労働省)によると、高齢者の家庭内における俘虜の事故による死亡は、溺死、窒息の順で多いため、問題として成立しない。

問題文に掲載されていた、溺死と窒息の順位が逆だったため、問題が成立しないとしたものです。
確かに、近年は溺死の件数が窒息の件数を上回るようになっています。

ただ、問題としては、死因「A」の予防策を問うものであって、
溺死と窒息の順序が逆だったこと自体が正解を導き出すのに障害になったかというと
そういうわけではないかなと思います。

今回、自己採点の点数で68点でも合格不合格の違いがある場合は、
この問30の不適切問題があるからなんでしょうね。

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