旧01 社会福祉概論

第20回国家試験:社会福祉概論-1

社会福祉の理念に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A ナショナルミニマムは、障害者のノーマルな生活の実現を目的としていたが、今日では少数者を排除してきた社会のあり方を批判し、改革する理念としても展開されている。
B リハビリテーションは、身体の機能回復のみを目的とするのではなく、その人が再び人間らしく生きることのできる「全人間的復権」を目標としている。
C ノーマライゼーションは、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障するもので、今日では所得保障だけではなく、教育、住宅や環境なども含めて考えられている。
D ソーシャルインクルージョンは、すべての人々を社会的孤立や排除などから援護し、社会の構成員として包み支え合うことにより、今日的な「つながり」を再構築することを目標としている。
(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○


正解:4
最初のふたつくらいの問題はだいたい堅苦しい問題です。
試験当日は、ここであせらずに、極端に言えば捨てる気持ちを半分もち、
あまりここで時間と労力をかけない。
時間が余ったらもどってくればいいだけの話なので。
ちなみに、この第20回試験では問題2は不適切問題となりました。
そのため、結果的には時間をかけるだけ損だったと。
このほかにも不適切問題が2つもあるという困った試験だったわけですが。
でも、こういった語句の理解はある程度イメージできているといいですね。
QOLとADLとかも頻繁に出題されてきましたよね。

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