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2009年01月 アーカイブ

2009年01月03日

第21回介護福祉士国家試験は1月25日!

第21回介護福祉士国家試験は平成21年1月25日。
ということで、正月気分も早々に、すでに試験勉強モードに入っている方も多いのではないでしょうか。
試験範囲も広いので、普段の業務の中で意識していくことも大事ですね。

このブログでも前回(第20回)の介護福祉士国家試験の過去問題を中心に、
試験対策をお届けしていきたいと思います。

第20回国家試験:社会福祉概論-1

社会福祉の理念に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A ナショナルミニマムは、障害者のノーマルな生活の実現を目的としていたが、今日では少数者を排除してきた社会のあり方を批判し、改革する理念としても展開されている。
B リハビリテーションは、身体の機能回復のみを目的とするのではなく、その人が再び人間らしく生きることのできる「全人間的復権」を目標としている。
C ノーマライゼーションは、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障するもので、今日では所得保障だけではなく、教育、住宅や環境なども含めて考えられている。
D ソーシャルインクルージョンは、すべての人々を社会的孤立や排除などから援護し、社会の構成員として包み支え合うことにより、今日的な「つながり」を再構築することを目標としている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○

正解:4

最初のふたつくらいの問題はだいたい堅苦しい問題です。
試験当日は、ここであせらずに、極端に言えば捨てる気持ちを半分もち、
あまりここで時間と労力をかけない。
時間が余ったらもどってくればいいだけの話なので。
ちなみに、この第20回試験では問題2は不適切問題となりました。
そのため、結果的には時間をかけるだけ損だったと。
このほかにも不適切問題が2つもあるという困った試験だったわけですが。

でも、こういった語句の理解はある程度イメージできているといいですね。
QOLとADLとかも頻繁に出題されてきましたよね。

第20回国家試験:社会福祉概論-2

社会福祉の歴史上の人物とその業績等に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 パールマン(Perlman,H.)は、『社会診断』(Social Diagnosis)を執筆して、ケースワークの基礎を確立した。
2 リッチモンド(Richmond,M.)は、社会保険制度の理論体系を打ち立てた。
3 アダムズ(Addams,J.)は、事前組織化運動(COS)の指導者として活躍した。
4 留岡幸助は、救世軍に入り、貧困問題に尽力した。
5 石井十次は、岡山孤児院を創設した。

正解:5

人名の問題は正解率も低いし、ここで間違えても仕方がないと思ったほうがいいかな。。。
パールマンは4つのPで有名ですが、これもケースワークの手法に関してなので、
それと混同してしまう人も多かったと思います。

第20回国家試験:社会福祉概論-3

利用者等への相談・助言などに関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 市町村は、障害者福祉に関する諸問題について、障害者からの相談に応じ必要な情報提供や助言を行う。
2 市町村社会福祉協議会は、精神上の理由により日常生活を営むのに支障がある者に対して、福祉サービスの利用に関する相談に応じ助言を行うことができる。
3 都道府県の身体障害者更生相談所は、身体障害者の福祉に関し、身体障害者に関する相談及び指導のうち、専門的な知識・技術を必要とするものを行う。
4 都道府県社会福祉協議会の運営適正化委員会は、福祉サービスに関する苦情についての解決を申し出た者からの相談に応じ、必要な助言を行う。
5 社会保険診療報酬支払基金は、介護保険法によるサービスを提供する事業者や施設に対して、必要な指導や助言を行う。

正解:5

社会保険診療報酬支払基金が介護福祉士の試験範囲になるとは思えないので、
そんな言葉が出てきた時点でダウトと考えてもいいのではないでしょうか。
介護報酬に関しては国保連合会で覚えておけばいいでしょう。

第20回国家試験:社会福祉概論-4

介護福祉士に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 社会福祉士及び介護福祉士法では、法の目的は、社会福祉士及び介護福祉士の資格を定めて、その業務の適正を図り、社会秩序の安定に寄与することであるとしている。
2 社会福祉士及び介護福祉士法では、介護福祉士となる資格を有する者が介護福祉士となるには、介護福祉士登録簿に、氏名、生年月日その他更正労働省令で定める事項の登録を受けなければならないとしている。
3 「倫理綱領」では、利用者本位の立場から自己決定を最大限尊重し、自立に向けた介護福祉サービスを提供することとしている。
4 「倫理綱領」では、介護福祉サービスの資質向上に努め、自己の実施した介護福祉サービスについては、常に専門職としての責任を負うこととしている。
5 「倫理綱領」では、すべての人々が将来にわたり安心して質の高い介護を受ける権利を享受できるよう、介護福祉士に関する教育水準の向上と後継者の育成に力を注ぐこととしている。
(注)「倫理綱領」とは、「日本介護福祉士会倫理綱領」(1995年11月17日宣言)のことである。

正解:1

これは社会福祉士及び介護福祉士法の第一条の条文に関するものなので、
しっかり覚えておきましょう。
社会福祉士と介護福祉士の目的として、キーワードは「社会福祉の増進」です。

第20回国家試験:社会福祉概論-5

地域における社会福祉の機関・施設に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 地域包括支援センターは、老人福祉法に基づき、要介護高齢者とその家族の相談・援助を行っている。
B 児童家庭支援センターは、次世代育成支援対策推進法に基づき、虐待世帯の調査・被虐待児童の保護を行っている。
C 地域活動支援センターは、障害者自立支援法に基づき、障害者及び障害児の地域における交流や生産活動の支援を行っている。
D 隣保館は、社会福祉法に基づき、地域における住民の生活の改善及び向上を図るための隣保事業を行っている。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D 

正解:5

これも難しいですね。
隣保館って。。。
地域活動支援センターも、高齢関係の仕事をされている方にはなじみがない場合が多いと思うので、
これは正解率も低かったんじゃないでしょうか。

社会福祉概論は特に難しかった印象がありますが、どうでしょう。

第20回国家試験:老人福祉論-1

我が国の高齢者保健福祉施策の発展に関する次の記述の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。

平成元年12月の[ A ]は、高齢者の保健福祉分野における公共サービスの基盤整備の促進を図った。平成6年3月の[ B ]は、年金・医療・福祉の社会保障の財源構造の転換を提言した。
平成9年12月には[ C ]が制定され、介護サービスの充実が図られた。

         A                   B          C
1 「高齢者保健福祉推進十か年戦略」「2015年の高齢者介護」介護保険法
2 高齢社会対策基本法       「21世紀福祉ビジョン」 社会福祉法
3 高齢社会対策基本法       「2015年の高齢者介護」介護保険法
4 「高齢者保健福祉推進十か年戦略」「21世紀福祉ビジョン」 社会福祉法
5 「高齢者保健福祉推進十か年戦略」「21世紀福祉ビジョン」 介護保険法

正解:5

こういった時系列で並び替える問題も頻繁に出題されます。
高齢分野であれば介護保険法が、障害分野であれば障害者基本法と障害者自立支援法が
大きな転換点にもなりますので、出題されることも多いです。
まずは、その位置をしっかり把握しておくことが重要ですね。

第20回国家試験:老人福祉論-2

介護保険制度に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 介護保険法第1条は、法の主要な目的として、「要介護状態の改善及び介護予防」を明記している。
2 生活保護の受給者は、原則として介護保険制度の被保険者にならない。
3 保険料の徴収は、第1号被保険者については市町村(特別区を含む。)が行い、第2号被保険者については医療保険者が行う。
4 要介護及び要支援の認定は、併せて6つに区分して行われる。
5 保険給付の費用に対する国の負担は、市町村が給付した費用の100分の50である。

正解:3

介護保険とお金の流れはしっかり把握しておきましょう。
それと同時に、介護保険に関わる国や都道府県や市町村をはじめとする団体が、
どんな役割をになっているのかということも抑えておくことが大切ですね。

第20回国家試験:老人福祉論-3

地域包括支援センターに関する次の記述のうち、正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 市町村が設置する地域包括支援センター運営協議会の意見を踏まえて、適切、公正かつ中立な運営を確保する。
B 保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の3職種、あるいはそれらに準ずる者を置く。
C 被保険者に対する虐待の防止及びその早期発見のための事業その他の被保険者の権利擁護のために必要な援助事業を行う。
D 地域包括支援センターが行う包括的支援事業の財源は、税のみで賄われる。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○

正解: 1

地域包括に関しては今年も出題されるかもしれませんね。
特に配置職種や介護予防に関する設問に注意していきましょう。

2009年01月04日

第20回国家試験:障害者福祉論-1

我が国における障害児・者の状況に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 「身体障害児・者実態調査」(平成13年)による在宅の身体障害児・者の数を年齢階層別(18歳未満、18~64歳、65歳以上)でみると、18歳未満が最も多い。
2 「身体障害児・者実態調査」(平成13年)による在宅の身体障害児・者の数を障害種別でみると、内部障害が最も多い。
3 「知的障害児(者)基礎調査」(平成17年)による在宅の知的障害児・者の数を年齢階層別(18歳未満、18~64歳、65歳以上)でみると、18歳未満が最も多い。
4 「患者調査」(平成17年)を基に厚生労働省が作成した資料による外来の精神障害者の数を精神疾患の種別構成割合でみると、「気分(感情)障害(躁うつ病を含む)」が最も多い。
5 「患者調査」(平成17年)を基に厚生労働省が作成した資料による入院している精神障害者の総数は、約15万人である。

正解: 4

障害を持った人の割合などもよく出題されます。
身体障害の割合が高齢になるほど多くなったり、よく読めば当然わかりそうな設問が多いので、
絞り込みはある程度できると思います。
ただ、4と5は悩むところでしょうけれど・・・。

第20回国家試験:障害者福祉論-2

障害者自立支援法に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 身体障害、知的障害、精神障害の3障害の障害者施策を一元化している。
2 利用者本位のサービス体系を目指し、これまでの複雑な施設・事業体系を再編している。
3 支援の必要度に関する客観的な尺度(障害程度区分)が導入されている。
4 障害者が地域で暮らせる社会、自立と共生の社会の実現を目指している。
5 利用者の費用負担は、応能負担を原則としている。

正解: 5

応益負担に関しては今までの障害者施策からの大きな転換であったために、
当事者団体などからの反論も大きかったのは事実です。
応益負担を行う所得制限などが緩和され、無料でサービス利用できる方が増えましたが、
この応益負担という考え方自体は生きているので、しっかり抑えておきましょう。

いま、自立支援法の見直しを行う中で、ケアマネジメントを導入することなども検討され、
だんだん介護保険に近いシステムになってきていますね。
出題されるかどうかはおいておいて、
介護保険と自立支援法はいずれ統合するという方向性はなんとなく理解しておいてもいいのでは。

第20回国家試験:リハビリテーション論-1

身体障害のリハビリテーションに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 脳卒中による片麻痺では、健側による代償も活用して生活機能の改善を図る。
2 失った機能を代償するために、福祉用具を積極的に活用する。
3 基本的な日常生活動作(ADL)が自立するまでは、社会的自立へのアプローチは行わない。
4 病院や施設においては、訓練室のみでなく実際の生活の場でも行う。
5 高齢者や体力の低下している者の機能訓練は、一回の量を少なくして頻回に行う。

正解:3

簡単でしょ。
リハビリテーション論は、リハビリテーションに関しての専門的な問題はふつう出題されませんので、
ポイントの稼ぎどころです。

ちなみに、
全問不正解のカテゴリーがあると基準点をクリアしていても合格にならないのが介護福祉士の国家試験の特徴です。
障害者福祉論で一問も正解できなかった、という人は結構います。
けれど、障害者福祉論とリハビリテーション論はこの2つのどちらかで一問正解していればオッケーです。
障害者福祉論が全然できなかった、ということで焦る必要はありませんので、
しっかりリハビリテーション論の比較的簡単な問題を確実にとっておきましょう。

第20回国家試験:リハビリテーション論-2

福祉用具に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 特殊寝台の配置を決める際は、利用者の起き上がる方向や動作の仕方などを考慮する。
2 介助用標準型車いすの多くは、手押しグリップに介助用ブレーキレバーが付いている。
3 短下肢装具は、膝関節の動きを制御するものである。
4 歩行器は、杖に比べて大きな支持性・安定性を必要とする場合に利用する。
5 四脚杖は、T字杖に比べて支持性・安定性に優れている。

正解:3

だいたい装具装具って言っちゃうので、短下肢装具って言われるとピンとこないかもしれませんね。
短下肢装具で検索してみて下さい。

第20回国家試験:社会福祉援助技術-1

社会福祉援助技術の基本に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 日常生活に支障がある利用者に対して、本人に代わって全面的に生活問題を解決する。
B 利用者の身体機能や心理状態ではなく、社会的な環境状況に焦点を当てる。
C 利用者のニーズの充足を図ることによって、生活の質を高める。
D 公平の原則に基づき、画一・平等な内容の支援を行う。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 × ○ ○ ×
4 × × ○ ×
5 × × × ○

正解:4

普通に考えれば消去法で解答できる問題です。
こういう問題があるとほっとしますよね。

第20回国家試験:社会福祉援助技術-2

面接における援助者の行動に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 積極的に聴いている印象を与えるには、腕組みをする。
2 受容の姿勢では視線をそらさず、利用者の目を凝視する。
3 傾聴の姿勢を示すときには、相づちはうたない。
4 基本的な情報を確認するときには、「閉じた質問」をする。
5 非審判的態度を示すには、援助者の主観や価値観を利用者に伝える。

正解:4

閉じた質問というのは、YESNOの二択のような形で応答を求める質問です。

でも実際、オープンな質問とクローズドな質問を状況に応じて使い分けることのできる人ってなかなかいないもんです。

第20回国家試験:レクリエーション活動援助法-1

レクリエーション活動援助の記録・評価に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 援助の日時や内容をはじめ、準備品や利用者の参加の様子とその感想などを記録する。
B 評価の際に、数量化されている評価尺度を用いる場合もある。
C 予算の管理は、評価対象から省く。
D 個別援助目標の達成度も評価対象とする。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×

正解:2

どこも施設はレクに使う予算なんて削られているものなので、
施設で働く人にとっては簡単な問題ですよね。
逆にホームヘルプなんかの人はイメージが難しいカテゴリーですかね。

第20回国家試験:老人・高齢者の心理-1

欲求や動機づけに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A マズロー(Maslow,A.)は、基本的な欲求を優先度により3段階に階層づけた。
B 強い不安や不快感から自分を守り、無意識的に現実へ適応しようとする自我の働きが、「防衛機制」である。
C 何らかの障害により、行動の発現が妨げられ、そのうえ対処行動もうまくいかなかった場合に生じるのが、「ホメオスタシス」である。
D ある目的を遂行することによって得られる報酬への欲求だけではなく、目的を完遂することへの欲求が、「自己実現動機」である。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○

正解:4

ここでは防衛機制がでてきましたが、
毎回こういった問題は出てきます。
抑圧とか、同一視とか、合理化とか、
そのあたりの意味と違いをしっかり頭に叩き込んでおきましょう。

第20回国家試験:老人・高齢者の心理-2

認知症高齢者に対する回想法に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 短期記憶を題材にしている働きかけである。
2 情動やコミュニケーションを意識しながら働きかける。
3 グループで行う場合、高齢者同士の交流は期待できない。
4 回想内容の正確さを確認することが重視される。
5 視覚的題材や触覚的な刺激は用いずに、言葉だけで働きかける。

正解:2

回想法について出題されたのは今回が初めてじゃないでしょうか。
認知症ケアがわかる人材育成というのを厚生労働省でもかなり意識しているようなので、
認知症ケアに関する出題は注意。

それと同時に、回想法のように認知症ケアに関する新しい手法が出題される可能性もあります。
センター方式とか、タクティールケアとか。
どんなものかくらいは知っておいても損はないかも。。。

第20回国家試験:家政学概論-1

さつまいもに関する次の記述のうち適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A ビタミンCが多く含まれる。
B 便秘改善に効果がある。
C じゃがいもと比較して糖分や繊維が少ない。
D 緩慢加熱より急激加熱の方が甘くなる。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D

正解:1

介護福祉士国家試験の何が一番難しいかというと、
出題範囲が広く、医学から家政学までが出題範囲になっているということです。
それだけ幅広い知識が必要ともされているといえますが。

ただし、家政学といっても、考えてみればなるほど、と気がつく設問が多かったりします。
たとえばDの設問。
さつまいもって、電子レンジであたためてもおいしくなくて、
おいしい焼いもっていえば石焼きいもですよね。
そう考えるとDは間違いだって気づきますよね。

関係ない話ですが、
最近、スーパーで小型の石焼きいも製造機が置いてあるところが増えてきて、
石焼きいも屋って見なくなりましたよね。
さみしいような、さみしいような。。。

第20回国家試験:家政学概論-2

食中毒を起こす微生物と食品に関する次の組み合わせのうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 腸炎ビブリオ―海産魚介類
2 カンピロバクター―鶏肉
3 腸管出血性大腸菌O-157―食肉・生食用野菜
4 サルモネラ―野菜類
5 ノロウイルス―二枚貝

正解:4

食中毒に関する問題は要注意です。
しっかり結びつけて覚えておけるようにしましょうね。

2009年01月12日

第20回国家試験:医学一般-1

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 動脈硬化性疾患のリスクファクターが存在している状態である。
B 治療ではまず薬物療法が用いられる。
C 「平成17年国民健康・栄養調査」によると、20歳以上の男性において、メタボリックシンドロームが強く疑われる物の割合は、20%を越えている。
D 糖尿病を有する者は、メタボリックシンドロームの診断から除外される。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D

正解: 2

生活習慣病関連の出題はやはり注意ですね。
予防という観点ももった介護職が求められていますからね。

第20回国家試験:医学一般-2

感染症に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 麻疹は、飛沫感染によって生じる。
2 疥癬は、ヒゼンダニの感染によって生じる。
3 インフルエンザの迅速診断には、鼻咽頭粘液を用いる。
4 ノロウイルス感染予防のため、予防接種が行われる。
5 MRSAは、健康な若年者にも感染する。

正解: 4

感染症関連の問題は今回も出題されるのではないでしょうか。
特にノロウイルスが毎年介護の現場では大きな課題となっているので、
ノロウイルスの感染を広げないためにはどうすべきか、
嘔吐物の処理や感染経路など、最低限の知識は身につけておきましょう。

第18回国家試験:精神保健-1

次のうち、認知症の人に見られる症状として、適切でないものを一つ選びなさい。

1 記憶障害
2 離人症
3 作話
4 見当識障害
5 被害妄想

正解:2

このカテゴリは老人・障害者の心理とかぶるところが多いのですが、
やはり認知症の方の特徴を確認しておきましょう。

第20回国家試験:介護概論-1

介護従事者の労働条件、健康、安全、福利厚生などを規定する法律に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 賃金、労働時間、休憩その他の労働条件に関する基準については、労働基準法に規定されている。
2 安全及び衛生については、労働安全衛生法に規定されている。
3 労働災害の補償については、労働者災害補償保険法に規定されている。
4 労働環境、教育訓練等の雇用管理の改善措置については、社会福祉士及び介護福祉士法に規定されている。
5 福利厚生の増進を目的とする福利厚生センターについては、社会福祉法に規定されている。

正解:4

上記は「介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律」に記載されています。
介護労働者の待遇に関しては大きな問題になっていますので、
何らかの形での出題はあるかもしれませんね。

第20回国家試験:介護概論-2

介護従事者が留意すべき利用者の個人情報と守秘義務に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A サービス担当者会議で利用者の個人情報を用いる場合は、あらかじめ利用者の同意を得ておく。
B 事例研究を行う場合は、あらかじめ当該利用者の同意を得ることを原則とし、個人が特定されないよう配慮する。
C 介護福祉士でなくなった後は、守秘義務は課せられない。
D 生命又は身体に重大な危険が生じている高齢者虐待を発見した場合は、守秘義務に優先して通報する。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○

正解:2

個人情報に関しても出題されることが予想されます。
同意原則ということがしっかり頭に入っていれば、
それほど難しい問題にはならないと思います。

第20回国家試験:介護技術-1

排泄に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A 朝食後のトイレ誘導は、よい排泄習慣につながる。
B 便秘予防の献立には、消化のよい食材を用いる。
C 下痢の場合は、水分の摂取を控える。
D おむつ交換は、利用者の羞恥心に配慮し、手早く介助する。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○

正解:3

「おむつはずし」はいまや介護の一大テーマでもありますので、
現場でやっている方(特に施設の方)にとっては比較的簡単な問題になるかと思います。

第20回国家試験:介護技術-2

爪及びそのケアに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 爪には指先の保護、指の力を増強させるなどの働きがある。
2 爪切前には足浴をし、爪周囲の角質を取り除いておく。
3 巻き爪の予防には、爪の両端を斜めに切る(バイアス切り)。
4 糖尿病などの疾患がある人の爪切りは、爪そのものに異常がなくても、医療関係者に相談する。
5 爪白癬の予防には、足指を石けんを使ってよく洗い、水分を拭き取り、よく乾燥させる。

正解:3

フットケアに関する問題もチェックしておきましょう。

第20回国家試験:形態別介護技術-1

身体機能の補完と福祉用具に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A ベッド柵は、ベッド上での起き上がりを容易にするためにも活用される。
B 固定型四脚歩行器は、左右のフレームを交互に持ち上げて使用するものである。
C ハイ・ロー3モーターベッドには、高さ調節・背上げ・膝上げの機能がある。
D ロフストランド・クラッチは、握力や上腕の力が強い人に適している。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D

正解:2

昨年はベッド柵での事故が非常に目立ったというかクローズアップされた気がします。
介護用ベッドでの事故防止を中心に、福祉機器の取り扱いは抑えておきましょう。

2009年01月27日

介護福祉士国家試験、お疲れ様でした。解答速報と気になる問題?

介護福祉士国家試験を受験された皆さん、お疲れ様でした。

今年も各社で解答速報が発表されています。

カイゴジョブ 介護福祉士国家試験解答速報

大原 介護福祉士国家試験解答速報

釧根介護福祉士会 介護福祉士国家試験解答速報

けあサポ(中央法規出版) 介護福祉士国家試験解答速報

ユーキャン 介護福祉士国家試験解答速報

今年の傾向ですが、
各社の解答速報がほとんど一致していることでしょうか。
つまり、前回のような不適切問題が3つもあるというようなことはないのではないでしょうか。
難易度としても、特別難しいというものではなかったと予想されます。
合格基準点は、過去の試験から考えると、
やはり70点代後半から80点あたりのところに落ち着くのではないでしょうか。

気になる問題としては、高齢者の睡眠についての問題がありましたが、
おそらく、正解は就寝前の入浴になると思われます。
ただ、実際、就寝前の入浴なんて、施設だって難しいし、訪問入浴でもできません。
とても非現実的な出題で困惑した方も多かったようです。

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